Google Cloud Digital Leader参考書
Google Cloud とクラウドの活用をビジネス視点で理解する入門資格(Cloud Digital Leader)。
Google Cloud Digital Leader(GCP-CDL)について
Google Cloud Digital Leader(GCP-CDL)は、Google Cloud が提供する入門レベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 6 章・12 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。
試験で問われる分野(出題範囲の目安)
- Google Cloud によるデジタルトランスフォーメーション約 17%
- Google Cloud によるデータトランスフォーメーション約 16%
- Google Cloud の AI による革新約 16%
- インフラとアプリケーションのモダナイゼーション約 17%
- Google Cloud の信頼とセキュリティ約 17%
- Google Cloud Operations によるスケーリング約 17%
配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。
公式の試験情報:https://cloud.google.com/learn/certification/cloud-digital-leader
1Google Cloud によるデジタルトランスフォーメーション
- 1.1クラウドがビジネスを変革する理由
デジタルトランスフォーメーションの意味、オンプレミスとクラウドの違い、設備投資(CapEx)から運用費(OpEx)への転換、総保有コスト(TCO)、そしてクラウドがもたらす俊敏性・拡張性・コスト効率といった本質的な価値を、ビジネスの観点から理解します。
- 1.2クラウドのサービスモデルと責任共有
IaaS・PaaS・SaaS の3つのクラウドサービスモデルの違いと使い分け、クラウドプロバイダーと顧客で責任を分担する責任共有モデル、そしてパブリック/プライベート/ハイブリッド/マルチクラウドという展開モデルを理解します。
2Google Cloud によるデータトランスフォーメーション
- 2.1データの価値とデータの種類
データがビジネスの意思決定や AI の燃料として持つ価値、構造化・半構造化・非構造化データの違い、バッチ処理とストリーミング処理の使い分け、そしてデータが生成されてから価値に変わるまでのデータライフサイクルを理解します。
- 2.2Google Cloud のデータ管理ソリューション
リレーショナルデータベース(Cloud SQL・Spanner)、NoSQL(Firestore・Bigtable)、オブジェクトストレージ(Cloud Storage)、データウェアハウス(BigQuery)、データパイプライン(Dataflow・Pub/Sub)、ビジネスインテリジェンス(Looker)という Google Cloud の代表的なデータサービスの役割と使い分けを理解します。
3Google Cloud の AI による革新
- 3.1AI と機械学習の基礎
人工知能(AI)と機械学習(ML)・生成 AI の関係、教師あり学習と教師なし学習の違い、学習データの質と量が結果を左右すること、そして公平性・説明責任・プライバシーといった責任ある AI の重要性を、ビジネスの観点から理解します。
- 3.2Google Cloud の AI / ML ソリューション
AI/ML を構築・利用するための Vertex AI、生成 AI の中核である Gemini、すぐ使える事前学習済み API(Vision・Speech-to-Text・Natural Language・Translation)、SQL で機械学習を行う BigQuery ML、文書処理の Document AI、顧客対応の Conversational Agents など、Google Cloud の AI/ML ソリューションの役割と使い分けを理解します。
4インフラとアプリケーションのモダナイゼーション
- 4.1クラウド移行とコンピューティング
クラウド移行の代表的なアプローチ(リフト&シフト、移して改善、再構築)とそれぞれのトレードオフ、移行の動機、そして仮想マシンを提供する Compute Engine をはじめとするクラウドのコンピューティングの基本を理解します。
- 4.2サーバーレス・コンテナ・API・ハイブリッド
コンテナとマネージド Kubernetes(GKE)、サーバーレス(Cloud Run・Cloud Functions・App Engine)の使い分け、API でシステムをつなぐ価値と Apigee、そしてハイブリッド/マルチクラウドを実現する GKE Enterprise(Anthos)を理解します。
5Google Cloud の信頼とセキュリティ
- 5.1クラウドの信頼と Google の安全なインフラ
機密性・完全性・可用性(CIA)というセキュリティの基本、代表的な脅威、多層防御(defense in depth)、保存時と転送時の暗号化、ゼロトラスト(BeyondCorp)、そして最小権限でアクセスを制御する Cloud IAM を、Google の安全なインフラの観点から理解します。
- 5.2信頼の原則・コンプライアンス・セキュリティ運用
データの所在地(データレジデンシー)と主権、業界・地域のコンプライアンス認証、Google の透明性とプライバシーの原則、そしてクラウド全体のリスクを可視化する Security Command Center や機微データを保護する Sensitive Data Protection といったセキュリティ運用のサービスを理解します。
6Google Cloud Operations によるスケーリング
- 6.1財務ガバナンスとコスト管理
リソース階層(組織・フォルダ・プロジェクト)と課金アカウント、予算とアラートによるコストの可視化と統制、確約利用割引(CUD)と継続利用割引(SUD)といった割引、そしてコスト最適化の基本的な考え方を理解します。
- 6.2運用の信頼性とサステナビリティ
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)の考え方、可用性とスケーラビリティ、Google Cloud Observability(Cloud Monitoring・Cloud Logging)による監視とログ、そして Google Cloud のサステナビリティ(カーボンニュートラル/カーボンフリー)への取り組みを理解します。

