変更要約: Cloud Digital Leader 第5章を新規作成(ドメイン5「信頼とセキュリティ」: クラウドの信頼と Google の安全なインフラ=CIA/多層防御/暗号化(保存時・転送時)/ゼロトラスト(BeyondCorp)/Cloud IAM(最小権限)、信頼の原則・コンプライアンス・セキュリティ運用=データレジデンシー/主権/コンプライアンス認証/Security Command Center/Sensitive Data Protection(DLP))。
5.2信頼の原則・コンプライアンス・セキュリティ運用
データの所在地(データレジデンシー)と主権、業界・地域のコンプライアンス認証、Google の透明性とプライバシーの原則、そしてクラウド全体のリスクを可視化する Security Command Center や機微データを保護する Sensitive Data Protection といったセキュリティ運用のサービスを理解します。
クラウドを安心して使うには、暗号化や IAM だけでなく、「データがどこに置かれ、どの規制に準拠し、リスクをどう監視するか」という統制が必要です。Google は信頼の原則を公開し、これを支えるサービスを提供しています。
5.2.1データの所在地と主権
データレジデンシー(データの所在地) は、データをどの地理的な場所(リージョン)に保存するかを指します。多くの国・業界では「自国内に保存する」などの要件があり、Google Cloud ではリージョンを選んでこれに対応できます。さらに踏み込んだ データ主権 は、データがその国の法律の管理下に置かれることを求めます。これらは、規制の厳しい業界(金融・公共・医療)でクラウドを採用する際の重要な判断材料です。
5.2.2コンプライアンスと透明性
Google Cloud は ISO 27001・SOC 1/2/3・PCI DSS・各国の規制など、多数のコンプライアンス認証を取得しており、顧客は自社の監査にこれらを活用できます。最新の対応状況は Compliance Resource Center で確認できます。プライバシー面では、Google は「顧客のデータは顧客のもの」「データを広告に使わない」「アクセスは透明性をもって記録する」といった原則を掲げています。これらが、規制業界がクラウドへ移行する際の信頼の土台になります。

