変更要約: Cloud Digital Leader 第4章を新規作成(ドメイン4「モダナイゼーション」: クラウド移行とコンピューティング=移行アプローチ(リフト&シフト/移して改善/再構築)/Compute Engine/Spot VM、サーバーレス・コンテナ・API・ハイブリッド=GKE/Cloud Run/Cloud Run functions/App Engine/Apigee/GKE(Anthos))。
4.2サーバーレス・コンテナ・API・ハイブリッド
コンテナとマネージド Kubernetes(GKE)、サーバーレス(Cloud Run・Cloud Run functions・App Engine)の使い分け、API でシステムをつなぐ価値と Apigee、そしてハイブリッド/マルチクラウドを実現する GKEを理解します。
クラウドネイティブなアプリは、コンテナやサーバーレスで動かすと、拡張性・移植性・運用効率が高まります。Cloud Digital Leader では、これらの選択肢と「いつどれを使うか」を理解します。
4.2.1コンテナと GKE
コンテナ は、アプリと実行に必要なものを軽量にまとめて持ち運べる仕組みで、どの環境でも同じように動く移植性が利点です。多数のコンテナを本番運用するには Kubernetes による自動配置・スケール・自己修復が必要で、Google Cloud ではマネージド Kubernetes の Google Kubernetes Engine(GKE) がこれを担います。GKE は大規模・複雑なマイクロサービスを、Kubernetes の制御を保ちながら運用したい場合に適します。
4.2.2サーバーレス
| サービス | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| Cloud Run | コンテナをサーバーレスで実行 | 需要ゼロから自動スケール・使った分だけ |
| Cloud Run functions | イベント駆動の小さな処理 | 「〜したら実行」 |
| App Engine | フルマネージドな Web アプリ基盤 | PaaS でアプリ開発に集中 |
サーバーレス は、サーバーの管理を意識せず、需要に応じて自動スケールし、使った分だけ課金される実行形態です。Cloud Run はコンテナをサーバーレスで動かし、トラフィックがなければゼロまで縮小します。Cloud Run functions は「ファイルがアップされたら処理する」といったイベント駆動の小さな処理に向きます。App Engine はフルマネージドな Web アプリ基盤(PaaS)です。「サーバー運用をなくし開発に集中したい」ならサーバーレスが近道です。
4.2.3API とハイブリッド/マルチクラウド
API は、システム同士が機能やデータをやり取りするための「窓口」です。API を整えると、既存システムを活かしつつ新サービスと連携でき、社外への提供(収益化)も可能になります。Google Cloud の Apigee は、API を安全に公開・管理する API 管理 プラットフォームです。一方、オンプレミスや他社クラウドと一貫した方法でコンテナを運用したい場合は、GKE(旧 Anthos)がハイブリッド/マルチクラウドを実現します。
「要件 → サービス」が頻出。例:「大規模なマイクロサービスを Kubernetes で運用」=GKE、「コンテナをサーバーレスで・ゼロスケール」=Cloud Run、「アップロード等のイベントで小さな処理」=Cloud Run functions、「フルマネージドな Web アプリ基盤」=App Engine、「API を安全に公開・管理」=Apigee、「オンプレや他クラウドでも一貫運用」=GKE。
混同に注意:
①GKE(Kubernetes の制御を保つ)とCloud Run(サーバーレスで簡単)は同じコンテナでも運用モデルが違う。
②Cloud Run functions=イベント駆動の関数、Cloud Run=コンテナ。
③Apigee=API 管理であって計算基盤ではない。
④GKE/Anthos=ハイブリッド/マルチクラウドの一貫運用。
ネットワークと接続では、複数のサーバーに負荷を振り分ける Cloud Load Balancing、利用者に近い Google のエッジから配信して高速化する Cloud CDN、オンプレミスと暗号化トンネルでつなぐ Cloud VPN、専用線で安定・低遅延に接続する Cloud Interconnect を押さえます。AI ではデータからカスタムモデルをコード少なで作る AutoML、ID 基盤では組織のユーザー/グループ/SSO を司る Cloud Identity も主要サービスです。
4.2.4この節のまとめ
- コンテナ=移植性。大規模運用=GKE(マネージド Kubernetes)
- サーバーレス=Cloud Run(コンテナ・ゼロスケール)/Cloud Run functions(イベント駆動)/App Engine(PaaS)
- API でつなぐ価値→Apigee(API 管理)。ハイブリッド/マルチクラウド→GKE
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 多数のコンテナを本番で自動配置・スケール・自己修復しながら運用できる、Google Cloud のマネージド Kubernetes はどれですか?
Q2. コンテナをサーバーレスで実行し、トラフィックがなければゼロまでスケールできるサービスはどれですか?
Q3. 「ファイルがアップロードされたら処理する」といったイベント駆動の小さな処理に最も適すのはどれですか?
Q4. API を安全に公開・管理し、API の利用を統制できる Google Cloud のサービスはどれですか?
Q5. オンプレミスや他社クラウドでもコンテナを一貫した方法で運用し、ハイブリッド/マルチクラウドを実現するのはどれですか?
Q6. コンテナの主な利点として最も適切なものはどれですか?

