Google Cloud Associate Cloud Engineer参考書
Google Cloud のデプロイ・運用・アクセス管理を担うアソシエイト資格(Associate Cloud Engineer)。
Google Cloud Associate Cloud Engineer(GCP-ACE)について
Google Cloud Associate Cloud Engineer(GCP-ACE)は、Google Cloud が提供するアソシエイトレベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 5 章・12 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。
試験で問われる分野(出題範囲の目安)
- クラウドソリューション環境のセットアップ約 20%
- クラウドソリューションの計画と構成約 18%
- クラウドソリューションのデプロイと実装約 25%
- クラウドソリューションの運用約 20%
- アクセスとセキュリティの構成約 17%
配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。
公式の試験情報:https://cloud.google.com/learn/certification/cloud-engineer
1クラウドソリューション環境のセットアップ
- 1.1リソース階層と IAM
Google Cloud のリソース階層(組織・フォルダ・プロジェクト)とポリシーの継承、プロジェクトが課金・権限・リソースの基本単位であること、Cloud Identity によるユーザーとグループの管理、そして「誰に・どのロールを・どのリソースで」許可するかを定める Cloud IAM と最小権限の原則を理解します。
- 1.2課金・API・割り当ての管理
課金アカウントとプロジェクトのリンク、予算とアラート・請求データのエクスポート、プロジェクトでの API の有効化、そして割り当て(クォータ)の確認と引き上げ申請という、クラウド環境を運用可能にするための基本的な構成タスクを理解します。
2クラウドソリューションの計画と構成
- 2.1コンピュートの選択
ワークロードに応じた4つのコンピュート(仮想マシンの Compute Engine、マネージド Kubernetes の GKE、コンテナをサーバーレスで動かす Cloud Run、イベント駆動の Cloud Functions)の使い分けと、コストを抑える Spot VM・要件に合わせるカスタムマシンタイプの選択を理解します。
- 2.2ストレージとデータベースの選択
リレーショナル(Cloud SQL・Spanner)、NoSQL(Firestore・Bigtable)、分析(BigQuery)、オブジェクトストレージ(Cloud Storage)という Google Cloud のデータサービスの使い分けと、Cloud Storage のストレージクラス(Standard・Nearline・Coldline・Archive)や Persistent Disk の種類の選択を理解します。
- 2.3ネットワークの計画
リージョンとゾーンによる可用性の設計、用途に応じたロードバランサーの選択、そして性能とコストを選ぶ Network Service Tiers(Premium / Standard)という、ネットワークリソースを計画するうえでの基本を理解します。
3クラウドソリューションのデプロイと実装
- 3.1Compute Engine と GKE のデプロイ
Compute Engine インスタンスの起動、インスタンステンプレートを用いた自動スケールするマネージドインスタンスグループ(MIG)、OS Login によるアクセス管理、そして GKE クラスタの構成(Autopilot・Standard・リージョナル・プライベート)とコンテナアプリのデプロイ、kubectl の利用を理解します。
- 3.2サーバーレスとデータのデプロイ
Cloud Run と Cloud Functions へのアプリのデプロイ、Pub/Sub・Cloud Storage の変更・Eventarc によるイベント受信、どこにデプロイするかの判断、そして Cloud SQL・BigQuery・Firestore・Spanner・AlloyDB・Pub/Sub・Dataflow といったデータプロダクトのデプロイとデータのロードを理解します。
- 3.3ネットワークと Infrastructure as Code
サブネットを持つ VPC(カスタムモード・共有 VPC)の作成、IP・ネットワークタグ・サービスアカウントに基づく上り(ingress)下り(egress)のファイアウォールルール、Cloud VPN や VPC ネットワークピアリングによる外部ネットワーク接続、そして Terraform や Config Connector などによる Infrastructure as Code を理解します。
4クラウドソリューションの運用
- 4.1コンピュート・ストレージ・ネットワークの運用
Compute Engine のスナップショットとイメージ、GKE のノードプールと水平/垂直オートスケール、Cloud Run のバージョンとトラフィック分割、Cloud Storage のオブジェクトライフサイクル管理とデータベースのバックアップ/復元、そしてサブネット拡張・静的 IP・Cloud DNS・Cloud NAT といった運用タスクを理解します。
- 4.2監視とロギング
Cloud Monitoring によるメトリクス監視・アラート・カスタム指標、Cloud Logging によるログの表示・フィルタ・ログバケットとログルーター・外部エクスポート、Ops Agent や Managed Service for Prometheus の導入、そして監査ログ(Audit Logs)と Google Cloud のステータス確認という運用監視を理解します。
5アクセスとセキュリティの構成
- 5.1IAM ポリシーとロール
IAM ポリシーの表示と作成、基本ロール・事前定義ロール・カスタムロールの違いと使い分け、そして最小権限の原則に沿ったアクセス設計という、Google Cloud のアクセス制御の核を理解します。
- 5.2サービスアカウント
アプリやワークロードが使うアイデンティティであるサービスアカウントの作成、最小権限での IAM ポリシーへの利用、リソースへの割り当て、サービスアカウントの権限借用(impersonation)、そして鍵を持たずに済む短期間の認証情報の発行を理解します。

