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第2章 · クラウドソリューションの計画と構成·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約15分

変更要約: Associate Cloud Engineer 第2章を新規作成(ドメイン2「計画と構成」: コンピュートの選択=Compute Engine/GKE/Cloud Run/Cloud Functions/Spot VM/カスタムマシンタイプ、ストレージとデータベースの選択=Cloud SQL/Spanner/Firestore/Bigtable/BigQuery/Cloud Storage クラス/Persistent Disk、ネットワークの計画=リージョン・ゾーン/ロードバランサー/Network Service Tiers)。

2.1コンピュートの選択

この節の要点

ワークロードに応じた4つのコンピュート(仮想マシンの Compute Engine、マネージド Kubernetes の GKE、コンテナをサーバーレスで動かす Cloud Run、イベント駆動の Cloud Functions)の使い分けと、コストを抑える Spot VM・要件に合わせるカスタムマシンタイプの選択を理解します。

クラウドソリューションの計画では、まず「どのコンピュートで動かすか」を決めます。制御の自由度と運用の手軽さはトレードオフで、ワークロードの性質(既存 VM か、コンテナか、イベント駆動か)で選びます。

2.1.14つのコンピュート

サービス向いている用途特徴
Compute Engine既存 VM/OS まで制御IaaS・最大の自由度
GKE大規模コンテナ/マイクロサービスマネージド Kubernetes
Cloud Runコンテナをサーバーレスでゼロスケール・使った分だけ
Cloud Functionsイベント駆動の小処理トリガーで実行

Compute Engine は OS まで制御できる IaaS の VM で、既存システムの移行や特殊な要件に向きます。GKEマネージド Kubernetes で、大規模なコンテナ/マイクロサービスを Kubernetes の制御を保ちながら運用します。Cloud Run はコンテナをサーバーレスで動かし、トラフィックがなければゼロまで縮小します。Cloud Functions は「ファイルがアップされたら」などイベント駆動の小さな処理に向きます。「OS 制御が必要=CE、Kubernetes が必要=GKE、簡単にコンテナ=Cloud Run、イベントで小処理=Cloud Functions」と覚えます。

2.1.2Spot VM とカスタムマシンタイプ

Compute Engine では、コストと性能を要件に合わせて調整できます。Spot VM中断され得る代わりに大幅に安く、中断に強いバッチ処理に適します。CPU/メモリの既定の組み合わせ(事前定義マシンタイプ)が合わない場合は、カスタムマシンタイプ で必要な CPU とメモリを指定し、無駄なく構成できます。「中断に強い処理を安く=Spot VM」「既定の比率が合わない=カスタムマシンタイプ」と結びます。

試験ポイント

要件 → サービス/オプション」が頻出。例:「OS まで制御/既存 VM 移行」=Compute Engine、「Kubernetes で大規模コンテナ」=GKE、「コンテナを簡単にサーバーレス・ゼロスケール」=Cloud Run、「イベントで小さな処理」=Cloud Functions、「中断容認のバッチを安く」=Spot VM、「CPU/メモリ比を最適化」=カスタムマシンタイプ。

注意

混同に注意:
Cloud Run(コンテナ・簡単)GKE(Kubernetes の制御を保つ)は同じコンテナでも運用モデルが違う。
Cloud Functions=イベント駆動の関数、Cloud Run=コンテナ。
Spot VM は中断され得るため、中断に弱い処理には不向き。

Compute Engine(VM/OS制御)、GKE(マネージドKubernetes)、Cloud Run(サーバーレスコンテナ)、Cloud Functions(イベント駆動)の4選択肢を示す図。
ワークロード別のコンピュート

2.1.3この節のまとめ

  • CE(OS 制御/IaaS)/GKE(マネージド Kubernetes)/Cloud Run(サーバーレス コンテナ)/Cloud Functions(イベント駆動)
  • Spot VM=中断容認で大幅割引(バッチ向き)
  • カスタムマシンタイプ=必要な CPU/メモリを指定して無駄なく構成

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 既存の Linux 仮想マシンを、OS まで自分で管理できる形で移行したい。最適なコンピュートはどれですか?

Q2. コンテナ化したアプリを、Kubernetes の制御を保ちながら大規模に運用したい。最適なのはどれですか?

Q3. コンテナ化した Web API を、トラフィックがなければゼロまで縮小し使った分だけ課金される形で動かしたい。最適なのはどれですか?

Q4. Cloud Storage にファイルがアップロードされたら起動する、小さなイベント駆動の処理を作りたい。最適なのはどれですか?

Q5. 中断されても問題ない大規模バッチを、できるだけ安く実行したい。最適な Compute Engine のオプションはどれですか?

Q6. 事前定義マシンタイプの CPU とメモリの比率がワークロードに合わない場合に適した選択はどれですか?

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