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第2章 · クラウドソリューションの計画と構成·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約16分

変更要約: Associate Cloud Engineer 第2章を新規作成(ドメイン2「計画と構成」: コンピュートの選択=Compute Engine/GKE/Cloud Run/Cloud Functions/Spot VM/カスタムマシンタイプ、ストレージとデータベースの選択=Cloud SQL/Spanner/Firestore/Bigtable/BigQuery/Cloud Storage クラス/Persistent Disk、ネットワークの計画=リージョン・ゾーン/ロードバランサー/Network Service Tiers)。

2.2ストレージとデータベースの選択

この節の要点

リレーショナル(Cloud SQL・Spanner)、NoSQL(Firestore・Bigtable)、分析(BigQuery)、オブジェクトストレージ(Cloud Storage)という Google Cloud のデータサービスの使い分けと、Cloud Storage のストレージクラス(Standard・Nearline・Coldline・Archive)や Persistent Disk の種類の選択を理解します。

データは種類と用途で適したサービスが変わります。「トランザクションか分析か」「リレーショナルか NoSQL か」「規模はどれくらいか」で選びます。

2.2.1データベースの選択

サービス種類代表的な用途
Cloud SQLマネージド リレーショナルMySQL/PostgreSQL/SQL Server 互換の業務 DB
Spannerグローバル分散 リレーショナル世界規模で強整合・高可用の基幹系
Firestoreドキュメント NoSQLモバイル/Web アプリ
Bigtableワイドカラム NoSQLIoT・時系列など超大量
BigQueryサーバーレス データウェアハウス大規模データの SQL 分析

トランザクション(業務処理)には、一般的な業務アプリ向けの Cloud SQL(MySQL/PostgreSQL/SQL Server 互換)と、世界規模で強整合・高可用を両立する Spanner があります。NoSQL では、モバイル/Web の Firestore、IoT・時系列など超大量・低遅延Bigtable を使い分けます。分析にはサーバーレスのデータウェアハウス BigQuery を使います。「業務 DB=Cloud SQL、グローバル基幹=Spanner、アプリの NoSQL=Firestore、超大量=Bigtable、分析=BigQuery」と結びます。

2.2.2オブジェクトストレージとディスク

画像・動画・バックアップなどの非構造化データは Cloud Storage(オブジェクトストレージ)に保存します。アクセス頻度に応じて ストレージクラス を選びます:頻繁にアクセスする Standard、月1回程度の Nearline、四半期に1回程度の Coldline、ほぼアクセスしない長期保管の Archive(アクセスは稀なほど保存単価は安く、取り出し料は高い)。VM に直接つなぐブロックストレージは Persistent Disk で、ゾーン/リージョン(冗長)や標準/SSD などを用途で選びます。

試験ポイント

用途 → サービス/クラス」が頻出。例:「MySQL 互換の業務 DB」=Cloud SQL、「世界規模で強整合の基幹」=Spanner、「モバイルアプリのデータ」=Firestore、「IoT の超大量」=Bigtable、「SQL で大規模分析」=BigQuery、「画像/バックアップ保存」=Cloud Storage、「月1アクセス」=Nearline、「ほぼアクセスしない長期保管」=Archive、「VM のブロックディスク」=Persistent Disk。

注意

混同に注意:
BigQuery(分析=DWH)Cloud SQL/Spanner(トランザクション)は役割が違う。
Cloud Storage はオブジェクトストレージでブロックディスク(Persistent Disk)ではない。
③ストレージクラスはアクセス頻度が低いほど保存は安いが取り出しは高い=頻繁アクセスのデータを Coldline/Archive に置くと逆に割高。

Cloud SQL/Spanner(リレーショナル)、Firestore/Bigtable(NoSQL)、BigQuery(分析)、Cloud Storage(オブジェクト・クラス)という用途別データサービスを示す図。
用途別のデータサービス

2.2.3この節のまとめ

  • 業務=Cloud SQL/グローバル基幹=Spanner/アプリ NoSQL=Firestore/超大量=Bigtable/分析=BigQuery
  • Cloud Storage はオブジェクト。クラス=Standard/Nearline/Coldline/Archive(低頻度ほど保存安・取り出し高)
  • VM のブロックストレージは Persistent Disk(ゾーン/リージョン・標準/SSD)

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. MySQL や PostgreSQL 互換のマネージド リレーショナル DB が必要な一般的な業務アプリに適すのはどれですか?

Q2. 世界規模で強い整合性と高可用性が必要な基幹リレーショナルデータベースはどれですか?

Q3. ペタバイト級のデータを SQL で分析するデータウェアハウスはどれですか?

Q4. ほとんどアクセスしないが長期保管が必要なデータに最も適した Cloud Storage のクラスはどれですか?

Q5. 画像や動画、バックアップなどの非構造化データを保存するのに最も適したサービスはどれですか?

Q6. 数百万台の IoT デバイスからの時系列データを低遅延で超大量に扱う NoSQL はどれですか?

理解度を確認第2章「クラウドソリューションの計画と構成」の問題を解く