AWS Certified DevOps Engineer – Professional参考書
AWS 上で CI/CD・IaC・監視・インシデント対応・セキュリティを自動化する DevOps プロフェッショナル資格(DOP-C02)。
AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02)について
AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02)は、AWS が提供するプロフェッショナル・エキスパートレベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 6 章・18 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。
試験で問われる分野(出題範囲の目安)
- SDLC の自動化約 22%
- 構成管理と IaC約 17%
- 回復力のあるクラウドソリューション約 15%
- 監視とロギング約 15%
- インシデントとイベントへの対応約 14%
- セキュリティとコンプライアンス約 17%
配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。
公式の試験情報:https://aws.amazon.com/certification/certified-devops-engineer-professional/
1SDLC の自動化
- 1.1CI/CD パイプライン
AWS の CI/CD サービス——CodePipeline(オーケストレーション)、CodeBuild(ビルド/テスト)、CodeCommit(ソース)、CodeArtifact(依存パッケージ)——を理解します。コードからデプロイまでを自動化します。
- 1.2デプロイ戦略
リスクを抑えるデプロイ——CodeDeploy、インプレース/ブルーグリーン、ローリング/カナリア/線形(リニア)——を理解します。ダウンタイムと障害影響を最小化してリリースします。
- 1.3自動テストとアーティファクト管理
パイプラインの品質ゲート——自動テスト、手動承認アクション、アーティファクト(CodeArtifact/ECR)、CodeGuru——を理解します。不良な変更をデプロイ前に止めます。
2構成管理と IaC
- 2.1CloudFormation と IaC の基礎
インフラのコード化——CloudFormation(テンプレート/スタック)、変更セット(change set)、ドリフト検出、ネストされたスタック——を理解します。インフラを宣言的・再現可能に管理します。
- 2.2大規模 IaC(StackSets・CDK・SAM)
複数アカウント/リージョンへの展開——StackSets、プログラム言語での IaC(CDK)、サーバーレス向けの SAM——を理解します。組織規模でインフラを一貫してデプロイします。
- 2.3構成管理(Systems Manager・Config)
実行環境の構成管理——Systems Manager(Parameter Store/State Manager/Patch Manager)、AWS Config(構成評価)、Elastic Beanstalk——を理解します。望ましい状態を維持し、逸脱を是正します。
3回復力のあるクラウドソリューション
- 3.1スケーラビリティと弾力性
需要に追従する設計——Auto Scaling(動的/予測/スケジュール)、ELB、スケーリングポリシー(ターゲット追跡/ステップ)、ライフサイクルフック——を理解します。負荷に応じて自動で増減します。
- 3.2高可用性と自己修復
障害に強い設計——マルチ AZ/マルチリージョン、疎結合(SQS/SNS)、自己修復(ヘルスチェック+自動置換)、Route 53 ヘルスチェック/フェイルオーバー——を理解します。単一障害点をなくします。
- 3.3バックアップとディザスタリカバリ
データ保護と復旧——AWS Backup、スナップショット、クロスリージョンレプリケーション、DR 戦略(RTO/RPO)——を理解します。障害やデータ消失から確実に復旧します。
4監視とロギング
- 4.1メトリックとアラーム
メトリック監視——CloudWatch メトリック(標準/カスタム)、アラーム、複合アラーム、ダッシュボード、EventBridge——を理解します。異常を検知して通知・自動対応につなげます。
- 4.2ログ管理
ログの収集と分析——CloudWatch Logs、Logs Insights(クエリ)、メトリックフィルター、サブスクリプションフィルター、集中ログ(Amazon Data Firehose→S3/OpenSearch)——を理解します。ログから洞察と検知を得ます。
- 4.3トレースと可観測性の統合
可観測性の統合——X-Ray(分散トレース)、ServiceLens、Synthetics(外形監視)、Container/Lambda Insights、CloudTrail——を理解します。メトリック・ログ・トレースを横断して原因を素早く特定します。
5インシデントとイベントへの対応
- 5.1イベント駆動の自動化
イベントへの自動応答——EventBridge(ルール/ターゲット)、CloudWatch アラーム、EventBridge Scheduler、SNS/SQS——を理解します。状態変化をきっかけに処理を自動起動します。
- 5.2自動修復とランブック
検知から修復までの自動化——SSM Automation(ランブック)、Config 自動修復、Lambda 修復、Auto Scaling の自己修復——を理解します。人手を介さず逸脱を是正します。
- 5.3通知とエスカレーション
インシデントの通知と運用——SNS、EventBridge、Systems Manager Incident Manager、Chatbot(Slack/Teams 連携)、デッドレターキュー(DLQ)——を理解します。適切な相手へ確実に届け、対応を統制します。
6セキュリティとコンプライアンス
- 6.1ID とシークレットの管理
パイプラインと実行環境の認可——IAM ロール、一時認証情報、Secrets Manager/Parameter Store、OIDC フェデレーション——を理解します。長期キーを排し、最小権限で安全に動かします。
- 6.2脅威検知とコンプライアンスの自動化
継続的なセキュリティ統制——GuardDuty、Security Hub、AWS Config、Inspector、Macie、自動修復——を理解します。検知・評価・是正を自動で回します。
- 6.3データ保護と監査
データの保護と証跡——KMS(暗号化)、保存時/転送時の暗号化、CloudTrail(API 監査)、S3 オブジェクトロック/バージョニング、証跡の改ざん防止——を理解します。コンプライアンス要件を満たします。

