Google Cloud Associate Data Practitioner参考書
Google Cloud でデータの取り込み・分析・パイプライン・管理を担うアソシエイト資格(Associate Data Practitioner)。
Google Cloud Associate Data Practitioner(GCP-ADP)について
Google Cloud Associate Data Practitioner(GCP-ADP)は、Google Cloud が提供するアソシエイトレベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 4 章・11 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。
試験で問われる分野(出題範囲の目安)
- データの準備と取り込み約 30%
- データの分析と提示約 27%
- データパイプラインのオーケストレーション約 18%
- データ管理約 25%
配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。
公式の試験情報:https://cloud.google.com/learn/certification/data-practitioner
1データの準備と取り込み
- 1.1データの処理手法と品質
ETL・ELT・ETLT というデータ操作の手法の違いと使い分け、データ品質の評価、そして Cloud Data Fusion・BigQuery・Dataflow を用いたデータクレンジング、適切なデータ転送ツール(Storage Transfer Service・Transfer Appliance)の選択を理解します。
- 1.2データ形式と抽出・ロード
CSV・JSON・Apache Parquet・Apache Avro・構造化テーブルといったデータ形式の違い、Dataflow・BigQuery Data Transfer Service・Database Migration Service・Cloud Data Fusion といった抽出ツールの選択、そして gcloud / bq CLI・Storage Transfer Service・クライアントライブラリによる Google Cloud ストレージへのロードを理解します。
- 1.3ストレージの選択とデータ所在地
Cloud Storage・BigQuery・Cloud SQL・Firestore・Bigtable・Spanner・AlloyDB といった保存先の使い分け、構造化・半構造化・非構造化というデータ要件の分類、そしてリージョナル・デュアルリージョン・マルチリージョン・ゾーナルというデータの保存場所タイプの選択を理解します。
2データの分析と提示
- 2.1BigQuery と notebooks で分析
BigQuery で SQL クエリを実行してレポートや重要なインサイトを得る方法、Jupyter notebooks(Colab Enterprise)でデータを分析・可視化する方法、そしてビジネスの問いに答えるためのデータ分析の進め方を理解します。
- 2.2Looker でダッシュボード
ビジネスの問いに答えるダッシュボードの作成・変更・共有、Looker と Looker Studio の使い分け、そしてデータモデルを定義する LookML の基本的なパラメータの操作を理解します。
- 2.3機械学習モデルの活用
BigQuery ML と AutoML による ML モデルの作成、BigQuery のリモート接続を介した事前学習済みの大規模言語モデル(LLM)の利用、標準的な ML プロジェクトの進め方(データ収集・学習・評価・予測)、そして Model Registry によるモデルの整理を理解します。
3データパイプラインのオーケストレーション
- 3.1データパイプラインの設計
ビジネス要件に応じたデータ変換ツール(Dataproc・Dataflow・Cloud Data Fusion・Cloud Composer・Dataform)の選択、ELT と ETL のユースケースの評価、そして基本的な変換パイプラインを実装するために必要なプロダクトの組み合わせを理解します。
- 3.2スケジュール・自動化・監視
スケジュールされたクエリや Cloud Scheduler・Cloud Composer によるデータ処理の自動化、Dataflow ジョブ UI や Cloud Logging・Cloud Monitoring によるパイプラインの監視、適切なオーケストレーションソリューション(Cloud Composer・Workflows・Dataproc Workflow Templates)の選択、そして Pub/Sub から BigQuery へのイベント駆動の取り込みや Eventarc トリガーを理解します。
4データ管理
- 4.1アクセス制御とガバナンス
IAM による最小権限の徹底、データサービス(BigQuery・Cloud Storage)に対する基本ロール・事前定義ロール・権限の違い、Cloud Storage のアクセス制御方法(公開/非公開・均一アクセス)、そして安全にデータを共有する Analytics Hub の使いどころを理解します。
- 4.2ライフサイクル管理
アクセス頻度と保持要件に応じた Cloud Storage のストレージクラスの選択、一定期間後にオブジェクトを自動削除してストレージコストを抑えるルールの設定(Cloud Storage・BigQuery)、そしてビジネス要件に応じたアーカイブ用サービスの評価を理解します。
- 4.3高可用性・災害復旧・セキュリティ
Cloud Storage と Cloud SQL の Google マネージドなバックアップ/復旧、レプリケーションを使う場面、冗長性のための一次/二次の保存場所タイプ、そして CMEK・CSEK・GMEK という暗号鍵の使い分け、Cloud KMS の役割、保存時と転送時の暗号化を理解します。

