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第1章 · データの準備と取り込み·v1.0.0·更新 2026/6/15·読了目安 約15分

変更要約: Associate Data Practitioner 第1章を新規作成(ドメイン1「準備と取り込み」: 処理手法と品質=ETL/ELT/ETLT/データ品質/クレンジング(Cloud Data Fusion/BigQuery/Dataflow)/転送(Storage Transfer Service/Transfer Appliance)、形式と抽出・ロード=CSV/JSON/Parquet/Avro/BigQuery Data Transfer Service/Database Migration Service/CLI、ストレージの選択とデータ所在地=保存先/構造化分類/リージョナル・デュアル・マルチ・ゾーナル)。

1.1データの処理手法と品質

この節の要点

ETL・ELT・ETLT というデータ操作の手法の違いと使い分け、データ品質の評価、そして Cloud Data Fusion・BigQuery・Dataflow を用いたデータクレンジング、適切なデータ転送ツール(Storage Transfer Service・Transfer Appliance)の選択を理解します。

Associate Data Practitioner は、Google Cloud のデータサービスで取り込み・変換・分析・管理を担う実務者の資格です。最初の土台が、データを使える状態にする「準備と取り込み」です。まずはデータをどう変換するかの手法を押さえます。

1.1.1ETL・ELT・ETLT

手法順序特徴
ETL抽出→変換→ロードロード前に変換(事前整形)
ELT抽出→ロード→変換先にロードし DWH 内で変換(BigQuery 等)
ETLT一部変換→ロード→さらに変換両者の折衷

ETL は「抽出→変換→ロード」で、ロードの前にデータを変換します。ELT は「抽出→ロード→変換」で、まず生データをロードし、BigQuery のような強力なデータウェアハウス内で変換します(大規模データに向く現代的な手法)。ETLT はその折衷です。クラウドのデータウェアハウスが強力になったため、近年は ELT が増えています。「DWH 内で変換=ELT」「ロード前に整形=ETL」と結びます。

1.1.2データ品質とクレンジング

データは取り込む前後で 品質 を評価します(欠損・重複・不整合・形式のばらつきなど)。品質を整える データクレンジング には、ビジュアルにパイプラインを組める Cloud Data Fusion、SQL で整形できる BigQuery、コードでスケーラブルに処理する Dataflow を、規模やスキルに応じて使い分けます。大量データを Google Cloud へ運ぶ データ転送 では、ネットワーク経由の Storage Transfer Service と、物理的にデータを輸送する Transfer Appliance(ネットワークが細い/超大量のとき)を選びます。

試験ポイント

状況 → 手法/ツール」が頻出。例:「BigQuery にロードしてから SQL で変換」=ELT、「ロード前に整形」=ETL、「ビジュアルに ETL パイプライン」=Cloud Data Fusion、「コードでスケーラブルに変換」=Dataflow、「ネットワーク経由で大量転送」=Storage Transfer Service、「ネットワークが細い/超大量を物理輸送」=Transfer Appliance。

注意

混同に注意:
ETL(ロード前に変換)ELT(DWH 内で変換)の順序の違い。
②転送はStorage Transfer Service(ネットワーク)Transfer Appliance(物理輸送)を規模/回線で選ぶ。
③クレンジングは規模で Cloud Data Fusion/BigQuery/Dataflow を選ぶ。

ETL(抽出→変換→ロード)と ELT(抽出→ロード→DWH 内で変換)の順序の違い、クレンジング(Cloud Data Fusion/BigQuery/Dataflow)、転送(Storage Transfer Service/Transfer Appliance)を示す図。
データ処理の手法

1.1.3この節のまとめ

  • ETL(ロード前に変換)/ELT(DWH 内で変換・BigQuery)/ETLT(折衷)。近年は ELT が主流
  • クレンジング=Cloud Data Fusion(ビジュアル)/BigQuery(SQL)/Dataflow(コード)
  • 転送=Storage Transfer Service(ネットワーク)/Transfer Appliance(物理輸送)

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. まず生データを BigQuery にロードし、その後データウェアハウス内で SQL を使って変換する手法はどれですか?

Q2. ロードの前にデータを変換(整形)してからロードする手法はどれですか?

Q3. コードでスケーラブルにバッチ/ストリーミングのデータ変換を行いたい。最適なツールはどれですか?

Q4. ネットワークが細く、ペタバイト級のデータを物理的に Google Cloud へ運びたい。最適なのはどれですか?

Q5. ビジュアルなインターフェースで ETL/ELT パイプラインを組みたい。最適なツールはどれですか?

Q6. クラウドのデータウェアハウスが強力になったことで近年増えている、現代的なデータ統合の手法はどれですか?

理解度を確認第1章「データの準備と取り込み」の問題を解く