変更要約: Associate Data Practitioner 第4章を新規作成(ドメイン4「データ管理」: アクセス制御とガバナンス=IAM 最小権限/事前定義ロール/Cloud Storage 均一アクセス/Analytics Hub、ライフサイクル管理=ストレージクラス/ライフサイクルルール/BigQuery 有効期限、HA・DR とセキュリティ=バックアップ/復旧/レプリケーション/一次・二次の保存場所/CMEK・CSEK・GMEK/Cloud KMS/保存時・転送時の暗号化)。
4.3高可用性・災害復旧・セキュリティ
Cloud Storage と Cloud SQL の Google マネージドなバックアップ/復旧、レプリケーションを使う場面、冗長性のための一次/二次の保存場所タイプ、そして CMEK・CSEK・GMEK という暗号鍵の使い分け、Cloud KMS の役割、保存時と転送時の暗号化を理解します。
データは失われないことと守られることが要です。可用性・災害復旧(バックアップ・冗長化)と、暗号化によるセキュリティを押さえます。
4.3.1バックアップ・復旧と冗長性
Cloud Storage や Cloud SQL は Google マネージドのバックアップ/復旧 を提供し、誤削除や障害からデータを戻せます。可用性を高めるには レプリケーション(複製)でデータを冗長に保ち、一次(primary)と二次(secondary)の保存場所(リージョン/デュアル/マルチリージョン/ゾーン)を組み合わせて、地域障害にも耐えるようにします。「障害からの復旧=バックアップ」「冗長性で可用性=レプリケーション/複数リージョン」と結びます。
4.3.2暗号化と鍵管理
| 鍵 | 意味 |
|---|---|
| GMEK | Google が管理する既定の暗号鍵 |
| CMEK | 顧客が Cloud KMS で管理する鍵 |
| CSEK | 顧客が自分で供給する鍵 |
Google Cloud はデータを保存時(at rest)も転送時(in transit)も既定で暗号化します。既定の鍵は Google が管理する GMEK。要件に応じて、顧客が Cloud KMS で鍵を管理する CMEK(鍵のローテーションや無効化を自社で制御)や、顧客が鍵そのものを供給する CSEK を選べます。「自社で鍵を管理したい=CMEK(Cloud KMS)」「鍵を自分で供給=CSEK」「特に要件がなければ既定=GMEK」を押さえます。
「要件 → 手段」が頻出。例:「誤削除/障害から戻す」=バックアップ/復旧、「冗長化で可用性」=レプリケーション/複数リージョン、「自社で鍵を管理(ローテ/無効化)」=CMEK(Cloud KMS)、「鍵を自分で供給」=CSEK、「特別な要件なし」=GMEK(既定)、「保存時/転送時とも暗号化」=既定の暗号化。
混同に注意:
①GMEK(Google 管理)/CMEK(顧客が Cloud KMS で管理)/CSEK(顧客が供給)を取り違えない。
②既定で暗号化される(特別な設定なしでも保存時・転送時とも暗号化)。
③可用性は冗長な保存場所で高める。
4.3.3この節のまとめ
- バックアップ/復旧(Google マネージド)と、レプリケーション・一次/二次の保存場所で可用性/DR
- 暗号鍵=GMEK(既定・Google 管理)/CMEK(Cloud KMS で顧客管理)/CSEK(顧客供給)
- 保存時・転送時とも既定で暗号化される
進捗の記録にはログインが必要です。
理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 暗号鍵を自社で管理し、ローテーションや無効化を制御したい。Google Cloud で使うのはどれですか?
Q2. 特別な鍵管理の要件がない場合に使われる、Google が管理する既定の暗号鍵はどれですか?
Q3. Cloud Storage や Cloud SQL のデータを誤削除や障害から戻せるようにしたい。使うのはどれですか?
Q4. Google Cloud のデータ暗号化について正しい説明はどれですか?
Q5. 地域障害にも耐える高可用性をデータに持たせたい。最も適切な方法はどれですか?
Q6. 顧客が鍵そのものを供給する暗号鍵の方式はどれですか?

