Microsoft Azure DevOps Engineer Expert参考書
Azure DevOps / GitHub で CI/CD・ソース管理・セキュリティ・監視を設計・実装する DevOps エキスパート資格(AZ-400)。
Microsoft Azure DevOps Engineer Expert(AZ-400)について
Microsoft Azure DevOps Engineer Expert(AZ-400)は、Microsoft が提供するプロフェッショナル・エキスパートレベルの認定資格です。このページでは、試験範囲を全 5 章・15 節の参考書として体系的に解説し、本番形式の練習問題で理解度を確認できます。下の章一覧から順に読み進め、「問題集で演習する」で実力を試すのが効率的な学習の流れです。
試験で問われる分野(出題範囲の目安)
- プロセスとコミュニケーションの構成約 12%
- ソース管理の設計と実装約 18%
- ビルドとリリースのパイプライン約 45%
- セキュリティとコンプライアンス約 13%
- インストルメンテーション戦略約 12%
配点は本番試験の目安です。各分野は下の章・節で詳しく解説しています。
公式の試験情報:https://learn.microsoft.com/en-us/credentials/certifications/resources/study-guides/az-400
1プロセスとコミュニケーションの構成
- 1.1アジャイル計画と作業管理
アジャイルな計画——Azure Boards、作業項目(Work Items)、バックログ/スプリント、かんばん——を理解します。チームの作業を可視化し、価値の流れを管理します。
- 1.2DevOps メトリクスとフロー
DevOps の改善指標——DORA メトリクス(デプロイ頻度/変更のリードタイム/変更失敗率/MTTR)、サイクルタイム、ダッシュボード——を理解します。データで継続的に改善します。
- 1.3コラボレーションと統合
チーム連携——通知/サービスフック、Teams/Slack 連携、Wiki、トレーサビリティ(作業項目↔コミット↔ビルド)、監査——を理解します。情報の流れと追跡性を設計します。
2ソース管理の設計と実装
- 2.1Git とブランチ戦略
ソース管理の基盤——Git(分散バージョン管理)、ブランチ戦略(trunk-based / GitHub Flow / GitFlow)、フィーチャーブランチ、マージ vs リベース——を理解します。チームで安全に並行開発します。
- 2.2プルリクエストとコードレビュー
品質ゲート——プルリクエスト(PR)、ブランチポリシー、必須レビュー/ビルド検証、作業項目リンク——を理解します。レビューと自動検証を通った変更だけを統合します。
- 2.3リポジトリ管理とセキュリティ
リポジトリの統制——アクセス権限、大きなファイル(Git LFS)、サブモジュール、シークレットスキャン、モノレポ vs マルチレポ——を理解します。健全で安全なリポジトリを維持します。
3ビルドとリリースのパイプライン
- 3.1CI パイプラインとビルド
継続的インテグレーション——Azure Pipelines(YAML)、トリガー、エージェント(Microsoft ホスト/セルフホスト)、テンプレート/ステージ、自動テスト——を理解します。コミットごとに自動でビルド・検証します。
- 3.2CD とデプロイ戦略
継続的デリバリー——リリースパイプライン/環境、承認/ゲート、デプロイ戦略(ブルーグリーン/カナリア/ローリング)、フィーチャーフラグ——を理解します。安全に本番へ届けます。
- 3.3IaC・依存関係・シークレットの管理
パイプラインの周辺——IaC(ARM/Bicep/Terraform)、パッケージ管理(Azure Artifacts)、サービス接続、シークレット(Key Vault/変数グループ)、自己ホストランナー——を理解します。再現可能で安全な配信を実現します。
4セキュリティとコンプライアンス
- 4.1パイプラインへのセキュリティ統合(DevSecOps)
セキュリティの左シフト——SAST/DAST、依存関係スキャン、コンテナイメージスキャン、IaC スキャン、GitHub Advanced Security——を理解します。パイプラインで早期に脆弱性を検出します。
- 4.2シークレットと資格情報の管理
機密の安全な扱い——Key Vault、変数グループ/シークレット変数、マネージド ID/ワークロード ID フェデレーション、シークレットスキャン、最小権限——を理解します。資格情報の漏洩を防ぎます。
- 4.3コンプライアンスとガバナンス
統制と証跡——承認/監査ログ、Azure Policy、環境の保護(チェック)、ライセンス/コンプライアンス管理、職務分離——を理解します。規制要件を満たしつつ高速に届けます。
5インストルメンテーション戦略
- 5.1ロギングとメトリクスの設計
可観測性の基盤——Azure Monitor、Log Analytics(KQL)、メトリック、分散トレース、構造化ログ——を理解します。テレメトリを集約し、システムの状態を見える化します。
- 5.2APM・アラート・自動対応
アプリ監視と通知——Application Insights、アラートルール/アクショングループ、自動スケール、ヘルスチェック/可用性テスト、自動修復——を理解します。問題を即座に検知し対応します。
- 5.3フィードバックと SRE プラクティス
継続的フィードバック——SLI/SLO/エラーバジェット、ブラスト半径の制御、ポストモーテム、継続的改善(カイゼン)、ユーザーフィードバック——を理解します。学習で信頼性を高めます。

