第4章 · Microsoft のコンプライアンスソリューション·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約8分
変更要約: SC-900 第4章を AZ-900 基準まで深掘り(Service Trust Portal vs Purview/コンプライアンスマネージャー・責任共有対応・比較表、秘密度ラベル/DLP/保持の分類→保護→寿命フロー・比較表、インサイダーリスク/eDiscovery/監査の比較表・シナリオ、FAQ・ひっかけ)。図3枚ja化
4.1コンプライアンスの管理ツール
この節の要点
Microsoft のコンプライアンス情報を確認する Service Trust Portal と、自社のコンプライアンスを管理する Microsoft Purview(コンプライアンスマネージャー・コンプライアンススコア)を理解します。
コンプライアンスには「Microsoft 自身がどう準拠しているか」と「自社がどう準拠を管理するか」の2面があります。前者を見るのが Service Trust Portal、後者を担うのが Microsoft Purview です。
4.1.12つのツール
- Service Trust Portal:Microsoft の監査レポート(ISO・SOC 等)・認証・コンプライアンス文書を入手できるポータル。「クラウド側の準拠」を確認する。
- Microsoft Purview:自社のコンプライアンスを管理する統合ソリューション群(情報保護・データライフサイクル・リスク管理などを含む)。
- コンプライアンスマネージャー/コンプライアンススコア:規制要件(GDPR・ISO 等)への対応状況を評価し、改善アクションを点数(スコア)で示して優先順位付けを助ける。
この2つは、第1章の責任共有モデルと対応づくと理解しやすくなります。Service Trust Portal は「Microsoft(クラウド事業者)側の責任がどう果たされているか」を証跡(監査レポート等)で示すもの。一方 Microsoft Purview とコンプライアンスマネージャーは「自社(利用者)側の責任」をどれだけ満たしているかを評価・改善するためのものです。コンプライアンスは「クラウド事業者に任せれば終わり」ではなく、自社側の対応も継続的に管理する必要があります。

