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第4章 · Microsoft のコンプライアンスソリューション·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約7分

変更要約: SC-900 第4章を AZ-900 基準まで深掘り(Service Trust Portal vs Purview/コンプライアンスマネージャー・責任共有対応・比較表、秘密度ラベル/DLP/保持の分類→保護→寿命フロー・比較表、インサイダーリスク/eDiscovery/監査の比較表・シナリオ、FAQ・ひっかけ)。図3枚ja化

4.3インサイダーリスク・eDiscovery・監査

この節の要点

内部関係者によるリスクを管理するインサイダーリスク管理、法的調査のための eDiscovery、操作履歴を記録する監査を理解します。

コンプライアンスには、外部の脅威だけでなく内部のリスク管理や、法的・監査対応も含まれます。Microsoft Purview はこれらの機能も提供します。

4.3.1主な機能

インサイダーリスク管理(内部の危険な活動を検知)、eDiscovery(法的ケースのためにコンテンツを検索・保全)、監査(誰がいつ何をしたかを記録)という Microsoft Purview のコンプライアンス機能を並べた図。
内部リスク・法的調査・監査
  • インサイダーリスク管理:内部関係者(社員・委託先)による情報漏洩や不正な活動のリスクを、ふるまいのシグナルから検知・管理する。プライバシーに配慮した設計。
  • eDiscovery(電子証拠開示):訴訟や調査のために、関連するコンテンツを検索・保全(ホールド)・収集・書き出しする。
  • 監査(Audit):誰がいつ何をしたかの操作ログを記録する。標準監査と、保持期間が長い高度な監査がある。

これら3つは、いずれも「事後に説明・追跡できる状態を保つ」ためのコンプライアンス機能ですが、目的が異なります。インサイダーリスク管理は「内部の脅威を予防的に検知」、eDiscovery は「法的手続きのために証拠を確実に保全・収集」、監査は「操作の記録を残し後から追跡」。たとえば不正の疑いが出たら、監査ログで事実関係を追い、eDiscovery で証拠を保全し、インサイダーリスク管理で同種の兆候を継続監視する、というように連携します。

機能目的キーワード
インサイダーリスク管理内部の脅威を検知内部・予防的
eDiscovery証拠の検索・保全・収集法的・訴訟
監査(Audit)操作ログの記録誰が・いつ・何を

シナリオ:退職予定者による情報持ち出しの疑い。 インサイダーリスク管理が、退職予定者による大量ダウンロードなどの危険なふるまいを検知してアラート。調査では 監査 ログで「いつ・どのファイルに・何をしたか」を追跡。法的措置に備え、関連メールや文書を eDiscovery で保全(ホールド)・収集して書き出す。3機能が役割分担して内部リスクに対応します。

注意

混同に注意:
インサイダーリスク管理(内部の脅威を予防的に検知)と前章の Defender(外部脅威の検知・対応)は対象が内部か外部かで違う。
eDiscovery(法的証拠の保全・収集)監査(操作ログの記録)——eDiscovery は「集める」、監査は「記録する」。
③これらは Microsoft Purview のコンプライアンス機能。

補足

Q. eDiscovery と監査の違いは? 監査は日々の操作ログを記録し続ける仕組み、eDiscovery はそのデータも含め法的手続きのために特定コンテンツを検索・保全・収集する仕組みです。Q. インサイダーリスク管理は社員を監視するもの? 危険な「ふるまいのパターン」を検知する仕組みで、プライバシーに配慮し匿名化などの設計がされています。Q. これらはセキュリティ(前章)と何が違う? 前章は主に外部脅威の検知・防御、本章は内部・法令・証跡といったコンプライアンス観点です。

試験ポイント

「内部関係者のリスク=インサイダーリスク管理」「法的調査のためのコンテンツ検索/保全/収集=eDiscovery」「操作ログの記録=監査」の対応が頻出です。内部(インサイダー)か、法的(eDiscovery)か、記録(監査)か、で見分けます。

4.3.2この節のまとめ

  • インサイダーリスク管理(内部)/eDiscovery(法的調査)/監査(操作ログ)

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 内部関係者による情報漏洩や不正な活動のリスクを検知・管理する Microsoft Purview の機能はどれですか?

Q2. 訴訟や調査のために関連コンテンツを検索・保全・収集する機能はどれですか?

Q3. 「誰がいつ何をしたか」の操作ログを記録し、後から調査できるようにする機能はどれですか?

理解度を確認第4章「Microsoft のコンプライアンスソリューション」の問題を解く

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