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第3章 · 既存ソリューションの継続的な改善·v2.1.0·更新 2026/6/28·読了目安 約11分

変更要約: 軸B網羅: 開発者ツール/運用管理(CI-CD・Grafana/Prometheus・Proton・Amplify/Device Farm)のカタログ節(s4)を追加

3.4開発者ツール・運用管理関連サービス

この節の要点

改善と自動デリバリーを支える周辺サービス——CI/CD パイプラインCodePipelineCodeBuildCodeDeployCodeArtifactCodeGuru)、オープンソース互換の可観測性Managed GrafanaManaged Service for Prometheus)、標準化テンプレートProton)、フロントエンド/テストAmplifyDevice Farm)——を、定義・役割・選ぶ場面で整理します。

継続的な改善には、変更を安全に自動で届けるパイプラインと、状態を観測する基盤が要ります。ここでは関連サービスを「定義/役割/いつ選ぶか」で整理します。

3.4.1CI/CD パイプライン

  • AWS CodePipelineビルド→テスト→デプロイの一連を自動化するオーケストレーション。ソース変更を契機に各ステージを連結したいときに選ぶ(パイプライン全体の制御役)。
  • AWS CodeBuildソースのコンパイル/テスト/成果物作成を行うマネージドビルド。サーバーを持たずに CI のビルドを実行したいときに選ぶ。
  • AWS CodeDeployEC2/オンプレ/Lambda/ECS への自動デプロイ(ローリング/Blue-Green/カナリア)。安全なリリース戦略でデプロイを自動化したいときに選ぶ。
  • AWS CodeArtifactソフトウェアパッケージ(npm/Maven/PyPI 等)のマネージドリポジトリ。社内の依存パッケージを安全に共有・キャッシュしたいときに選ぶ。
  • Amazon CodeGuruコードレビューの自動指摘とアプリ性能プロファイリングを ML で行う。コード品質や高コストなコードパスを継続的に改善したいときに選ぶ。

3.4.2オープンソース互換の可観測性

  • Amazon Managed Grafanaマネージドな Grafana(ダッシュボード可視化)。複数ソースのメトリクスを Grafana で一元可視化したいときに選ぶ。
  • Amazon Managed Service for Prometheusマネージドな Prometheus(時系列メトリクス収集)。Kubernetes/コンテナの Prometheus メトリクスを運用負荷なく蓄積したいときに選ぶ。

3.4.3標準化・フロントエンド・テスト

  • AWS Protonコンテナ/サーバーレスの標準テンプレートをプラットフォームチームが定義し、開発者にセルフサービス提供する。組織で IaC とデプロイを標準化・統制する考え方(※AWS Proton は 2024 年に新規顧客の受付を終了。新規は Service Catalog や CDK/CloudFormation+パイプラインで代替)。
  • AWS Amplifyフロントエンド/フルスタックアプリのホスティングとバックエンド構築を一体化。Web/モバイルアプリを CI/CD ホスティング込みで素早く立ち上げたいときに選ぶ。
  • AWS Device Farm実機のスマートフォン/ブラウザでアプリをテストするクラウドサービス。多数の実デバイスでの互換性テストを自動化したいときに選ぶ。
試験ポイント

切り分けの定番:パイプライン全体=CodePipeline/ビルド=CodeBuild/デプロイ(Blue-Green 等)=CodeDeploy/パッケージ管理=CodeArtifact/コード品質・プロファイル=CodeGuru/Grafana 可視化=Managed Grafana/Prometheus 収集=Managed Service for Prometheus/IaC 標準化=Proton/実機テスト=Device Farm。CodePipeline は「制御」、CodeBuild/CodeDeploy は「実行(ビルド/デプロイ)」と覚え分けます。

IaC/CICD/監視/運用管理の図。
構築・配信・監視・運用

3.4.4この節のまとめ

  • CI/CD=CodePipeline(制御)/CodeBuild(ビルド)/CodeDeploy(デプロイ)/CodeArtifact/CodeGuru
  • 可観測性=Managed Grafana/Managed Service for Prometheus/標準化=Proton/FE/テスト=Amplify/Device Farm

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. ソース変更を契機に、ビルド・テスト・デプロイのステージを連結して自動実行するオーケストレーションが欲しい。何を使いますか?

Q2. EC2 や ECS への本番デプロイを、Blue-Green やカナリアで安全に自動化したい。何を使いますか?

Q3. プラットフォームチームが承認済みのコンテナ/サーバーレステンプレートを定義し、開発者にセルフサービスで配布・統制したい。何を使いますか?

理解度を確認第3章「既存ソリューションの継続的な改善」の問題を解く