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第4章 · システムの保守と運用管理·v1.0.0·更新 2026/7/7·読了目安 約11分

変更要約: 初版(主題2.04・副主題2.04.1〜2.04.6に対応)

4.5死活監視・リソース監視・運用監視ツール

この節の要点

リソース枯渇・過負荷・異常停止を早期に検知する監視の考え方と、OOMKillerの挙動、SNMPによるリモート監視、しきい値とアラートの設計、代表的な監視ツール(Icinga2NagioscollectdMRTGCactiZabbix)を学びます。

個々のコマンドでその場の状態を見るだけでは、夜間や休日に起きる障害には気づけません。継続的に見張り、しきい値を超えたら知らせる運用監視の仕組みを整えることが、24時間稼働のサービスを支える土台になります。

4.5.1監視すべき異常とOOMKiller

  • 監視で早期検知すべき異常=リソース枯渇(メモリ・ディスク等が尽きる)・過負荷(CPU/通信量が持続的に高い)・異常停止(プロセス/サービスのクラッシュ)。
  • OOMKiller(Out-Of-Memory Killer)=物理メモリとスワップを使い切りそうになったとき、カーネルが強制的に特定プロセスを選んで終了させる仕組み。想定外のプロセス停止の原因調査でまず疑う対象。

4.5.2SNMP・しきい値と代表的な監視ツール

  • SNMP(Simple Network Management Protocol)=ネットワーク機器やサーバーの状態をリモートから標準化された方法で取得するプロトコル。監視ツールが対象機器の状態を集める土台として使われる。
  • 監視の基本設計=標準管理項目(CPU/メモリ/ストレージ使用率、通信量、死活・ログ・レスポンスなど)ごとにしきい値を定め、超えたらアラートを発報する。死活監視(生きているか)・ログ監視・レスポンス監視・使用率監視は目的が異なる別カテゴリ。
  • 代表的な監視ツール=Icinga2Nagios(死活監視・サービス監視の代表格)、collectd(メトリクス収集デーモン)、MRTGCacti(トラフィック等をグラフ化)、Zabbix(収集・可視化・アラートを統合したプラットフォーム)。

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