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第4章 · システムの保守と運用管理·v1.0.0·更新 2026/7/7·読了目安 約13分

変更要約: 初版(主題2.04・副主題2.04.1〜2.04.6に対応)

4.4リソース使用状況の把握

この節の要点

CPU・メモリ・ディスクI/O・ネットワークI/Oそれぞれの使用状況を把握するツール群を学びます。CPUはtophtoppssar、メモリはvmstatfreesar、ディスクはiostatiotopsar、ネットワークはnetstatiftopsssar。開いているファイルを見るlsof、ネットワークトラフィックのiptrafも押さえます。

「システムが重い」という漠然とした訴えを、CPU・メモリ・ディスクI/O・ネットワークI/Oのどこがボトルネックかへ切り分けるのが運用管理者の腕の見せどころです。リソースの種類ごとに最適なツールが異なるため、対応関係を正確に覚えておく必要があります。

4.4.1CPUとメモリの監視

  • CPU=top(動的更新のプロセス一覧)・htop(対話的で見やすい top 相当)・ps(一時点のプロセス情報を静的取得)・sar(履歴を含むCPU使用率の統計)。
  • メモリ=vmstat(仮想メモリ統計・スワップイン/アウトも表示)・free(空き/使用メモリの一覧)・sar(メモリ使用率の履歴統計、-rオプション等)。

4.4.2ディスクI/Oとネットワーク、プロセスの詳細

  • ディスクI/O=iostat(デバイス単位のI/O統計・待ち時間)・iotop(プロセス単位のI/O使用量をtop形式で表示)・sar(ディスクI/Oの履歴、I/O待ち・blocks in/outも対象)。
  • ネットワークI/O=netstat(接続・ルーティング・統計を表示、後継はss)・iftop(インターフェース単位の帯域使用を対話的に表示)・ss(ソケット統計をnetstatより高速に取得)・sar(ネットワーク統計の履歴)。
  • lsofプロセスが開いているファイル(通常ファイル・ソケット・デバイス含む)を一覧表示し、「どのプロセスがこのファイル/ポートを掴んでいるか」の特定に使う。iptraf=インターフェース別・接続別のリアルタイムトラフィックを対話画面で表示する監視ツール。

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