第4章 · 分析ワークロード·v2.1.0·更新 2026/6/28·読了目安 約9分
変更要約: §4.4「Microsoft Fabric(統合分析プラットフォーム)」を新設(2026改訂で分析ドメインの中心となった Fabric/OneLake/レイクハウス/リアルタイムインテリジェンス/Data Activator の陳腐化を是正)。既存の Synapse 中心構成に Fabric を追加
4.1分析の流れとデータウェアハウス/データレイク
この節の要点
データ分析の一般的な流れ(取り込み→処理→格納→可視化)と、データウェアハウスとデータレイクの違い、ETL/ELT を理解します。
データ分析は、データを集めて、整えて、貯めて、見せるという流れで進みます。この一連を理解すると、各 Azure サービスがどこを担うかが見えてきます。
4.1.1分析の流れ
- 取り込み(ingest):さまざまなソースからデータを集める。
- 処理(process):クレンジングや変換でデータを整える。
- 格納(store):ウェアハウスやレイクに貯める。
- 可視化(visualize):レポートやダッシュボードで見せる。
この流れの出発点は多様なデータソース(業務DB・ログ・IoT・外部 API など)で、終着点は人が見るレポートやダッシュボードです。途中の「処理」では、欠損や形式の不揃いを整えるクレンジングと、分析しやすい形に整形する変換が行われます。第1章で学んだ OLTP(業務システム)から、この分析の流れを通じて OLAP(分析基盤)へデータが渡る、という全体像を押さえましょう。

