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第4章 · セキュリティ態勢の管理と監視·v1.1.0·更新 2026/6/11·読了目安 約16分

変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。SC-500 第4章を新規作成(ドメイン4「態勢の管理と監視」: Defender for Cloud=CSPM(推奨/セキュアスコア/攻撃パス/規制コンプライアンス)・CWP プラン・マルチクラウド(AWS/GCP)・Defender 脆弱性管理・EASM、Microsoft Sentinel=ワークスペース/ロール/コンテンツハブ/データコネクタ/Syslog・CEF/Windows イベント(DCR・WEF)/カスタムテーブル/オートメーション規則・プレイブック/データ保持/Defender XDR の Purview 監査、Microsoft Security Copilot=ワークスペース/権限・ロール/プラグイン/Microsoft・Security Store エージェント)

4.2Microsoft Sentinel によるイベント収集と自動対応

この節の要点

クラウドネイティブな SIEM/SOAR である Microsoft Sentinel のワークスペースとロール、コンテンツハブ、データコネクタ、Syslog/CEF と Windows セキュリティイベント(データ収集規則・WEF)、カスタムログテーブル、オートメーション規則とプレイブック、データ保持、そして Defender XDR での Purview 監査クエリを学びます。

態勢の「監視」の中心が Microsoft Sentinel です。SIEM(セキュリティ情報・イベント管理=ログを集約・相関分析し脅威を検知)と SOAR(セキュリティ オーケストレーション・自動化・対応=検知後の対応を自動化)をクラウドネイティブに提供します。基盤は Log Analytics ワークスペース で、ここに様々なソースのログを集めて KQL で分析します。

4.2.1ワークスペース・ロール・コンテンツハブ・データコネクタ

Sentinel は Log Analytics ワークスペース の上に有効化します。アクセスは Sentinel のロール(Reader/Responder/Contributor など)で最小特権に割り当てます。コンテンツハブ からは、製品ごとのソリューション(コネクタ+分析ルール+ブック+プレイブックのまとまり)を導入できます。ログ取り込みは データコネクタ で行い、Azure リソースや Microsoft 365、各種クラウド/オンプレのソースを接続します。

4.2.2Syslog/CEF・Windows セキュリティイベント・カスタムテーブル

Linux/ネットワーク機器などからは SyslogCEF(Common Event Format) を収集します。Windows からは データ収集規則(DCR) を使って Windows セキュリティイベント を取り込み、多数のサーバーは Windows イベント転送(WEF) で集約してから送る構成も使えます。標準テーブルに合わないログは カスタムログテーブル を作成して格納します。「どのソースを・どの方式で・どのテーブルに」入れるかを設計するのがポイントです。

4.2.3オートメーション規則・プレイブック・データ保持

検知後の対応は SOAR で自動化します。オートメーション規則 はインシデントのトリアージ(割り当て・タグ・重大度変更・抑制)を行い、プレイブック(Azure Logic Apps ベース)は「該当アカウントを無効化」「IP をブロック」「チケット起票」などの実際のアクションを実行します。取り込んだデータの データ保持 は、分析対応の保持期間とアーカイブ(長期・低コスト)を設計します。さらに Defender XDR の高度なハンティングから Microsoft Purview 監査 をクエリし、横断的に調査できます。

目的機能要点
ログ基盤と権限Log Analytics ワークスペース+Sentinel ロール最小特権で割り当て
ソリューション導入コンテンツハブコネクタ+ルール+ブック+プレイブック
Linux/機器のログSyslog / CEF標準フォーマットで収集
Windows イベントデータ収集規則(DCR)/WEF多数サーバーは WEF で集約可
インシデントのトリアージオートメーション規則割り当て/タグ/重大度/抑制
対応アクションの実行プレイブック(Logic Apps)無効化/ブロック/起票など
注意

混同に注意:
SIEM(収集・相関・検知=Sentinel の分析)SOAR(検知後の自動対応=オートメーション規則/プレイブック)
オートメーション規則(インシデントのトリアージ/オーケストレーション)プレイブック(Logic Apps で実アクション実行)
データコネクタ(取り込み経路)DCR(Windows イベントの収集定義)コンテンツハブ(ソリューション導入)は役割が別。

試験ポイント

要件 → 機能」:例「検知時にアカウントを自動無効化/IP をブロック」=プレイブック、「インシデントを自動で担当割り当て/重大度変更」=オートメーション規則、「Windows セキュリティイベントを収集」=データ収集規則(多数なら WEF)、「Linux/機器のログ」=Syslog/CEF、「製品のコネクタ+ルール一式を導入」=コンテンツハブ。

データコネクタで各種ログ(Syslog/CEF・Windows セキュリティ・カスタム)を収集し、検知後にオートメーション規則/プレイブックで自動対応する SIEM/SOAR の流れの図。
収集 → 検知 → 自動対応

4.2.4この節のまとめ

  • Sentinel=クラウドネイティブな SIEM/SOAR。基盤は Log Analytics ワークスペース、権限は Sentinel ロールで最小特権
  • 収集:データコネクタ・Syslog/CEF・Windows イベント(DCR/WEF)・カスタムテーブル。導入はコンテンツハブ
  • 対応:オートメーション規則(トリアージ)+プレイブック(実アクション)。保持は分析期間+アーカイブ。Defender XDR で Purview 監査をクエリ

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Microsoft Sentinel を有効化する基盤となるのはどれですか?

Q2. 脅威の検知後に「該当アカウントの無効化」「IP のブロック」などの実際の対応アクションを自動実行する Sentinel の機能はどれですか?

Q3. 多数の Windows サーバーからセキュリティイベントを収集する際、収集内容を定義するために使うのはどれですか?

Q4. Microsoft Sentinel が提供する SIEM と SOAR の説明として正しいものはどれですか?

Q5. 製品ごとのコネクタ・分析ルール・ブック・プレイブックをまとめたソリューションを Sentinel に導入する場所はどれですか?

Q6. インシデントの担当割り当てやタグ付け・重大度変更・抑制といったトリアージを自動化する Sentinel の機能はどれですか?

理解度を確認第4章「セキュリティ態勢の管理と監視」の問題を解く

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