変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。SC-500 第4章を新規作成(ドメイン4「態勢の管理と監視」: Defender for Cloud=CSPM(推奨/セキュアスコア/攻撃パス/規制コンプライアンス)・CWP プラン・マルチクラウド(AWS/GCP)・Defender 脆弱性管理・EASM、Microsoft Sentinel=ワークスペース/ロール/コンテンツハブ/データコネクタ/Syslog・CEF/Windows イベント(DCR・WEF)/カスタムテーブル/オートメーション規則・プレイブック/データ保持/Defender XDR の Purview 監査、Microsoft Security Copilot=ワークスペース/権限・ロール/プラグイン/Microsoft・Security Store エージェント)
4.1Defender for Cloud によるセキュリティ態勢管理
Defender CSPM によるリスクの特定、セキュリティフレームワークへの準拠評価、ワークロード保護プランの有効化、ハイブリッド/マルチクラウド(AWS・GCP)の接続、Azure VM の Defender 脆弱性管理、External Attack Surface Management(EASM)による未保護資産の発見を学びます。
態勢管理は「今どこに弱点があるか(CSPM)」と「実際に攻撃されていないか(ワークロード保護)」の2本柱です。Microsoft Defender for Cloud はこの両方を担い、Azure だけでなく AWS/GCP のマルチクラウド や ハイブリッド にも拡張できます。
4.1.1Defender CSPM—リスクの特定と優先順位付け
Defender CSPM(Cloud Security Posture Management)は、設定の弱点を 推奨事項 として提示し、全体の健全度を セキュアスコア で数値化します。さらに 攻撃パス分析 で「インターネット公開 → 脆弱な VM → 過剰権限 → 機微データ」のようなつながったリスクを可視化し、最も危険な経路から是正できるよう優先順位を付けます。規制コンプライアンス ダッシュボードで PCI DSS/ISO 27001 などのフレームワークへの準拠も評価します。
4.1.2ワークロード保護プランとマルチクラウド
クラウドワークロード保護(CWP) は、サーバー・ストレージ・データベース・コンテナ・Key Vault・AI などリソース種別ごとの Defender プランを有効化して、実行時の脅威を検知します(第1〜3章で見た Defender for Servers/Storage/Databases/Containers/Key Vault/AI など)。マルチクラウド コネクタ で AWS・GCP のアカウントを接続すると、それらのリソースにも CSPM と一部の脅威保護を拡張できます。Defender 脆弱性管理 は Azure VM の脆弱性を継続評価し、EASM(External Attack Surface Management) は組織が把握していない外部公開資産を発見します。
| 目的 | 機能 | 種別 |
|---|---|---|
| 設定の弱点と優先順位 | Defender CSPM(推奨/セキュアスコア/攻撃パス) | 態勢管理(事前) |
| 実行時の脅威検知 | ワークロード保護プラン(CWP) | 脅威保護(実行時) |
| フレームワーク準拠 | 規制コンプライアンス | 評価・可視化 |
| AWS/GCP も保護 | マルチクラウド コネクタ | 拡張 |
| 未把握の公開資産の発見 | EASM | 外部攻撃面の可視化 |
混同に注意:
①Defender CSPM(設定の態勢=事前のリスク特定/攻撃パス/セキュアスコア)とワークロード保護プラン(実行時の脅威検知)は別の柱——両方必要。
②Defender 脆弱性管理(既知の脆弱性=自分の資産の内部評価)とEASM(外から見える未把握の公開資産の発見)。
③Defender for Cloud は AWS/GCP もマルチクラウド コネクタで保護できる。
「要件 → 機能」:例「つながったリスク経路を可視化し優先是正」=CSPM の攻撃パス分析、「AWS/GCP のリソースも Defender で保護」=マルチクラウド コネクタ、「組織が把握していない外部公開資産を発見」=EASM、「PCI DSS 準拠を評価」=規制コンプライアンス、「VM への実行時脅威を検知」=Defender for Servers(CWP プラン)。
4.1.3この節のまとめ
- Defender for Cloud=CSPM(事前の態勢:推奨/セキュアスコア/攻撃パス/規制コンプライアンス)+CWP(実行時の脅威検知)
- マルチクラウド コネクタで AWS/GCP も保護。Defender 脆弱性管理で VM を継続評価
- EASM で未把握の外部公開資産を発見
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 「インターネット公開→脆弱な VM→過剰権限→機微データ」のようにつながったリスク経路を可視化し、最も危険な経路から是正できるようにする Defender CSPM の機能はどれですか?
Q2. Defender for Cloud で AWS や GCP のリソースも保護対象に含めるには何を使いますか?
Q3. 組織が把握していない、インターネットに公開された資産を外側から発見するのはどれですか?
Q4. Defender CSPM とワークロード保護プラン(CWP)の役割の違いとして正しいものはどれですか?
Q5. Azure VM の既知の脆弱性を継続的に評価するのはどれですか?
Q6. PCI DSS や ISO 27001 などのフレームワークへの準拠状況を評価・可視化する Defender for Cloud の機能はどれですか?

