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第4章 · セキュリティ態勢の管理と監視·v1.1.0·更新 2026/6/11·読了目安 約15分

変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。SC-500 第4章を新規作成(ドメイン4「態勢の管理と監視」: Defender for Cloud=CSPM(推奨/セキュアスコア/攻撃パス/規制コンプライアンス)・CWP プラン・マルチクラウド(AWS/GCP)・Defender 脆弱性管理・EASM、Microsoft Sentinel=ワークスペース/ロール/コンテンツハブ/データコネクタ/Syslog・CEF/Windows イベント(DCR・WEF)/カスタムテーブル/オートメーション規則・プレイブック/データ保持/Defender XDR の Purview 監査、Microsoft Security Copilot=ワークスペース/権限・ロール/プラグイン/Microsoft・Security Store エージェント)

4.1Defender for Cloud によるセキュリティ態勢管理

この節の要点

Defender CSPM によるリスクの特定、セキュリティフレームワークへの準拠評価、ワークロード保護プランの有効化、ハイブリッド/マルチクラウド(AWS・GCP)の接続、Azure VM の Defender 脆弱性管理、External Attack Surface Management(EASM)による未保護資産の発見を学びます。

態勢管理は「今どこに弱点があるか(CSPM)」と「実際に攻撃されていないか(ワークロード保護)」の2本柱です。Microsoft Defender for Cloud はこの両方を担い、Azure だけでなく AWS/GCP のマルチクラウドハイブリッド にも拡張できます。

4.1.1Defender CSPM—リスクの特定と優先順位付け

Defender CSPM(Cloud Security Posture Management)は、設定の弱点を 推奨事項 として提示し、全体の健全度を セキュアスコア で数値化します。さらに 攻撃パス分析 で「インターネット公開 → 脆弱な VM → 過剰権限 → 機微データ」のようなつながったリスクを可視化し、最も危険な経路から是正できるよう優先順位を付けます。規制コンプライアンス ダッシュボードで PCI DSS/ISO 27001 などのフレームワークへの準拠も評価します。

4.1.2ワークロード保護プランとマルチクラウド

クラウドワークロード保護(CWP) は、サーバー・ストレージ・データベース・コンテナ・Key Vault・AI などリソース種別ごとの Defender プランを有効化して、実行時の脅威を検知します(第1〜3章で見た Defender for Servers/Storage/Databases/Containers/Key Vault/AI など)。マルチクラウド コネクタAWSGCP のアカウントを接続すると、それらのリソースにも CSPM と一部の脅威保護を拡張できます。Defender 脆弱性管理 は Azure VM の脆弱性を継続評価し、EASM(External Attack Surface Management)組織が把握していない外部公開資産を発見します。

目的機能種別
設定の弱点と優先順位Defender CSPM(推奨/セキュアスコア/攻撃パス)態勢管理(事前)
実行時の脅威検知ワークロード保護プラン(CWP)脅威保護(実行時)
フレームワーク準拠規制コンプライアンス評価・可視化
AWS/GCP も保護マルチクラウド コネクタ拡張
未把握の公開資産の発見EASM外部攻撃面の可視化
注意

混同に注意:
Defender CSPM(設定の態勢=事前のリスク特定/攻撃パス/セキュアスコア)ワークロード保護プラン(実行時の脅威検知)は別の柱——両方必要。
Defender 脆弱性管理(既知の脆弱性=自分の資産の内部評価)EASM(外から見える未把握の公開資産の発見)
③Defender for Cloud は AWS/GCP もマルチクラウド コネクタで保護できる。

試験ポイント

要件 → 機能」:例「つながったリスク経路を可視化し優先是正」=CSPM の攻撃パス分析、「AWS/GCP のリソースも Defender で保護」=マルチクラウド コネクタ、「組織が把握していない外部公開資産を発見」=EASM、「PCI DSS 準拠を評価」=規制コンプライアンス、「VM への実行時脅威を検知」=Defender for Servers(CWP プラン)。

Defender CSPM によるリスクの特定/優先順位付け、ワークロード保護プラン、マルチクラウド対応を表した図。
態勢評価とワークロード保護

4.1.3この節のまとめ

  • Defender for Cloud=CSPM(事前の態勢:推奨/セキュアスコア/攻撃パス/規制コンプライアンス)+CWP(実行時の脅威検知)
  • マルチクラウド コネクタで AWS/GCP も保護。Defender 脆弱性管理で VM を継続評価
  • EASM で未把握の外部公開資産を発見

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 「インターネット公開→脆弱な VM→過剰権限→機微データ」のようにつながったリスク経路を可視化し、最も危険な経路から是正できるようにする Defender CSPM の機能はどれですか?

Q2. Defender for Cloud で AWS や GCP のリソースも保護対象に含めるには何を使いますか?

Q3. 組織が把握していない、インターネットに公開された資産を外側から発見するのはどれですか?

Q4. Defender CSPM とワークロード保護プラン(CWP)の役割の違いとして正しいものはどれですか?

Q5. Azure VM の既知の脆弱性を継続的に評価するのはどれですか?

Q6. PCI DSS や ISO 27001 などのフレームワークへの準拠状況を評価・可視化する Defender for Cloud の機能はどれですか?

理解度を確認第4章「セキュリティ態勢の管理と監視」の問題を解く

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