変更要約: SC-200 第5章を新規作成(ドメイン3: Defender XDR でのハンティング(KQL テーブル選択 DeviceProcessEvents 等/KQL で脅威特定/Advanced Hunting クエリ作成/threat analytics の解釈)、ハンティンググラフ(blast radius)/Sentinel Graph でのエンティティ間の関係分析、Sentinel プラットフォーム(ハンティングクエリ/ブックマーク/Data lake の KQL ジョブ/Summary rule テーブル/Notebooks・Sentinel MCP Server 接続))。
5.2ハンティンググラフと Sentinel Graph
ハンティンググラフ(blast radius を含む)の作成、Sentinel Graph によるエンティティ間の関係分析を理解します。
脅威は「点」ではなく「つながり」で広がります。あるエンティティ(侵害アカウント等)から、どこまで影響が及ぶか・何と関係しているかをグラフで見ると、横移動や影響範囲を素早く把握できます。
5.2.1ハンティンググラフと blast radius
ハンティンググラフ は、エンティティ(デバイス・ユーザー・ファイル・IP 等)とその関係を視覚化し、ハンティング中に「このアカウントが触れたデバイスは?そこから次は?」と連鎖をたどるのを助けます。blast radius(影響半径) は、ある侵害エンティティを起点に「どこまで被害が及びうるか」を示し、封じ込めの優先順位付けに使います。点のリストでは見えない横移動の経路が、グラフでは一目で分かります。
5.2.2Sentinel Graph
Sentinel Graph は、Sentinel に集約された全社のデータをまたいで エンティティ間の関係 を分析する仕組みです。複数のソース(ID・エンドポイント・クラウド・ネットワーク)にまたがる関係をグラフとして探索でき、単一テーブルの KQL では見えにくい横断的なつながりを明らかにします。アナリストはこれで、多ドメインの複雑な攻撃の全体像をエンティティ中心に追います。
決め手:「エンティティの連鎖をたどり影響範囲を可視化」=ハンティンググラフ。「侵害起点からどこまで被害が及ぶか」=blast radius。「全社データを横断してエンティティ間の関係を分析」=Sentinel Graph。点のリスト(KQL の表)では見えない横移動をグラフで把握。
混同に注意:
①ハンティンググラフ(ハンティング中のエンティティ連鎖の可視化)と Sentinel Graph(全社データ横断の関係分析)は近いが文脈が違う。
②blast radius は「影響範囲の見積り」=それ自体が封じ込め操作ではない。
③グラフは KQL の表的な見方を補完する別ビュー。
5.2.3この節のまとめ
- ハンティンググラフ=エンティティの連鎖を可視化。blast radius=侵害起点からの影響範囲で封じ込めを優先順位付け
- Sentinel Graph=全社データを横断してエンティティ間の関係を分析(多ドメイン攻撃の全体像)
- グラフは KQL の表的ビューを補完し、横移動の経路を一目で示す
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 侵害したアカウントを起点に「どこまで被害が及びうるか」を見積もり、封じ込めの優先順位を付けたい。最適な概念はどれですか?
Q2. 全社のデータを横断して、エンティティ(ユーザー/デバイス/IP 等)間の関係をグラフとして分析したい。最適なのはどれですか?
Q3. ハンティング中に「このアカウントが触れたデバイスは?そこから次は?」と連鎖をたどりたい。最適なのはどれですか?
Q4. グラフビューが KQL の表的ビューより優れる点として正しいのはどれですか?
Q5. blast radius の位置づけとして正しいのはどれですか?

