変更要約: SC-100 第5章を新規作成(ドメイン4「アプリとデータのセキュリティ設計」: M365 保護(Microsoft Secure Score/Defender for Office 365/Defender for Cloud Apps(CASB)/Intune/Purview ラベル/DLP)、Copilot for Microsoft 365(権限/ラベル継承/過剰共有/DSPM for AI/Purview Audit)、アプリ保護(脅威モデリング/セキュア開発ライフサイクル/workload identity/API Management/Azure WAF)、データ保護(discovery/分類/保存時・転送時暗号化/CMK/Key Vault/Defender for Storage/Defender for Databases/Azure SQL/Synapse/Cosmos DB/Storage))。
5.3アプリケーションの保護
アプリポートフォリオの posture 評価、脅威モデリングによる business-critical アプリの評価、アプリセキュリティのフルライフサイクル戦略とセキュア開発の標準、workload identity による認証、API 管理とセキュリティ、Azure Web Application Firewall(WAF)を理解します。
アプリケーションは攻撃者の主要な入口です。アーキテクトは個々のバグ修正でなく、「設計→開発→運用」を通したアプリセキュリティのライフサイクル戦略と、実行時の防御(WAF・API 保護・workload identity)を設計します。
5.3.1脅威モデリングとセキュア開発
まず既存アプリポートフォリオの posture を評価し、business-critical アプリを 脅威モデリング(どこが・どう攻撃されうるか)で分析します。設計から運用までのフルライフサイクル戦略=セキュア開発の標準(コード/依存関係/シークレットのスキャン・IaC 検査・SBOM)を DevSecOps(第1章)として組み込みます。技術選定は要件(認証・データ保護・監査)にマッピングし、属人的でなく標準化します。アーキテクトは「アプリのセキュリティを開発プロセスに織り込む」設計を導きます。
5.3.2workload identity・API・WAF
実行時のアプリは、Azure リソースへ workload identity(マネージド ID/フェデレーション資格情報)で鍵を持たずに認証します。公開 API は Azure API Management で認証/認可・レート制限・ゲートウェイ集約を行い、Web アプリは Azure Web Application Firewall(WAF)で OWASP Top 10(SQLi/XSS 等)や Bot を L7 で防御 します(Application Gateway や Azure Front Door に統合)。アーキテクトは「アプリのアイデンティティ・API 入口・Web 攻撃」の 3 点を、それぞれ適切な製品で固めます。

