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第5章 · アプリケーションとデータのセキュリティ·v1.0.0·更新 2026/7/17·読了目安 約14分

変更要約: SC-100 第5章を新規作成(ドメイン4「アプリとデータのセキュリティ設計」: M365 保護(Microsoft Secure Score/Defender for Office 365/Defender for Cloud Apps(CASB)/Intune/Purview ラベル/DLP)、Copilot for Microsoft 365(権限/ラベル継承/過剰共有/DSPM for AI/Purview Audit)、アプリ保護(脅威モデリング/セキュア開発ライフサイクル/workload identity/API Management/Azure WAF)、データ保護(discovery/分類/保存時・転送時暗号化/CMK/Key Vault/Defender for Storage/Defender for Databases/Azure SQL/Synapse/Cosmos DB/Storage))。

5.1Microsoft 365 の保護

この節の要点

Microsoft Secure Score による生産性/コラボワークロードの posture 評価、Microsoft Defender for Office 365・Microsoft Defender for Cloud Apps、Microsoft Intune によるデバイス管理、Microsoft Purview による M365 データ保護の設計を理解します。

多くの組織で最も価値の高いデータとユーザー活動は Microsoft 365(メール・Teams・SharePoint・OneDrive)にあります。アーキテクトは生産性ワークロードの posture を測り、メール/SaaS の脅威とデバイスとデータを多層で守ります。

5.1.1Microsoft Secure Score と脅威防御

生産性/コラボの posture は Microsoft Secure Score(Defender XDR の ID/M365 posture スコア)で測り、改善アクションを優先順位付けします。メール/コラボの脅威(フィッシング・マルウェア・なりすまし)は Microsoft Defender for Office 365(Safe Links/Safe Attachments・自動調査)が防御し、SaaS アプリの可視化と制御(シャドー IT 発見・セッション制御・データ制御)は Microsoft Defender for Cloud Apps(CASB)が担います。アーキテクトは「M365 全体の posture と脅威防御をどう積むか」を設計します。

5.1.2Intune によるデバイス管理と Purview によるデータ保護

M365 データにアクセスするデバイスは Microsoft Intune で管理し、準拠ポリシー(暗号化・パッチ・PIN 等)を満たさない端末を Conditional Access でブロックします(モバイルは アプリ保護ポリシー で BYOD のアプリ単位の保護も可能)。M365 内のデータ自体は Microsoft Purview情報保護(秘密度ラベル)DLP で分類/暗号化/持ち出し制御します。アーキテクトは「準拠端末からのみアクセス(Intune+CA)」と「データに追従する保護(Purview ラベル/DLP)」を組み合わせ、デバイスとデータの両面を固めます。

試験ポイント

決め手:「M365/ID の posture スコア」=Microsoft Secure Score。「メール/コラボの脅威(フィッシング/添付)」=Defender for Office 365。「SaaS アプリの可視化/制御・シャドー IT」=Defender for Cloud Apps(CASB)。「デバイス準拠管理」=Intune(+CA でブロック)。「M365 データのラベル/暗号化/DLP」=Purview。

注意

混同に注意:
①Microsoft Secure Score(ID/M365 posture)と Defender for Cloud の Secure Score(インフラ posture)を取り違えない。
②Defender for Office 365(メール/コラボ)と Defender for Cloud Apps(SaaS の CASB)は別物。
③デバイス管理(Intune)とデータ保護(Purview)は別レイヤ=両方要る。

Microsoft Secure Score(M365/ID posture)、Defender for Office 365(メール/コラボ)、Defender for Cloud Apps(SaaS/CASB)、Intune(デバイス準拠+CA)、Purview の秘密度ラベル/DLP を示す図。
デバイスとデータを多層で

5.1.3この節のまとめ

  • M365 posture=Microsoft Secure Score。メール/コラボ脅威=Defender for Office 365、SaaS 可視化/制御=Defender for Cloud Apps(CASB)
  • デバイス=Intune(準拠+CA でブロック)。M365 データ=Purview の秘密度ラベル/DLP で分類/暗号化/持ち出し制御
  • デバイス保護とデータ保護は別レイヤ=両方を組み合わせて固める

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. メールのフィッシングや悪意ある添付・URL から M365 ユーザーを保護したい。最適なのはどれですか?

Q2. 従業員が使う SaaS アプリ(シャドー IT 含む)を可視化し、セッションやデータの制御を行いたい。最適なのはどれですか?

Q3. 暗号化や PIN などの準拠要件を満たさないデバイスから M365 へのアクセスをブロックしたい。最適な組み合わせはどれですか?

Q4. M365 内の機密文書に、保存先を問わず追従する分類・暗号化・持ち出し制御を適用したい。最適なのはどれですか?

Q5. 生産性/コラボワークロード(M365/ID)の posture を測り改善を優先順位付けする指標はどれですか?

理解度を確認第5章「アプリケーションとデータのセキュリティ」の問題を解く

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