変更要約: SC-100 第3章を新規作成(ドメイン2 後半: Entra ID/ハイブリッド ID(Entra Connect・PHS/PTA/フェデレーション)/外部 ID(B2B/分散 ID)、Conditional Access/Entra ID Protection リスク/CAE/protected actions/AD DS ハードニング/Key Vault/マネージド ID、enterprise access model/PIM/エンタイトルメント管理/アクセスレビュー/CIEM(Entra Permissions Management)/PAW、規制コンプラ(要件→統制)/Microsoft Purview/Microsoft Priva/Azure Policy/Defender for Cloud 規制ダッシュボード)。
3.4規制コンプライアンスの設計
コンプライアンス要件をセキュリティ統制へ翻訳する設計、Microsoft Purview によるコンプライアンス対応、Microsoft Priva によるプライバシー対応、Azure Policy、Microsoft Defender for Cloud による規制標準/ベンチマーク整合の評価を理解します。
コンプライアンスは「監査で慌てる」ものではなく、設計時に統制へ織り込むものです。アーキテクトは法規制/業界標準の要求を、具体的なセキュリティ統制と、それを継続的に証明する仕組みへ翻訳します。
3.4.1要件を統制へ翻訳し評価する
規制(例:ISO 27001・PCI DSS・各国法)の各要求を、技術統制(暗号化・アクセス制御・ログ)と運用統制(手順・レビュー)へ対応付けます。整合の継続評価は Microsoft Defender for Cloud の 規制コンプライアンスダッシュボード が担い、環境を各標準のコントロールへ自動マッピングして適合状況を可視化します(MCSB を土台に複数の規制を追加)。「規制標準への整合を継続的に評価/証明したい」要件は、まず Defender for Cloud です。
3.4.2Purview(コンプラ)と Priva(プライバシー)
Microsoft Purview は、データの分類/ラベル付け(情報保護)・データ損失防止(DLP)・記録管理・インサイダーリスク・コンプライアンスマネージャ(改善アクションとスコア)など、データとコンプライアンスの統制を統合します。プライバシー固有の要求(個人データの最小化・主体からの要求=DSR への対応・リスク評価)は Microsoft Priva が担います。アーキテクトは「規制で要求されるデータ保護とプライバシー」を Purview+Priva の組合せで設計し、Defender for Cloud で標準整合を測ります。
決め手:「規制標準への整合を継続評価・証明(規制ダッシュボード)」=Defender for Cloud。「データ分類/ラベル/DLP/コンプラスコア」=Microsoft Purview。「プライバシー・個人データ・主体からの要求(DSR)」=Microsoft Priva。「全社で構成の準拠を強制/監査」=Azure Policy。
混同に注意:
①Defender for Cloud(インフラ構成の規制整合)と Purview(データ/コンプラ統制)と Priva(プライバシー)は役割が違う=併用する。
②Azure Policy は構成のガードレールで、データ分類や DSR 対応ではない。
③コンプライアンスは「証明(継続評価)」まで設計する=一度の監査対応で終わらせない。
3.4.3この節のまとめ
- 要件→技術/運用統制へ翻訳し、Defender for Cloud の規制コンプライアンスダッシュボードで整合を継続評価
- Purview=データ分類/DLP/コンプラスコア。Priva=プライバシー/個人データ/DSR。Azure Policy=構成のガードレール
- コンプライアンスは継続的な証明まで設計する(一度の監査対応で終わらせない)
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. ISO 27001 や PCI DSS など複数の規制標準への整合を、環境を自動マッピングして継続的に評価/証明したい。最適なのはどれですか?
Q2. 個人データの主体からの要求(DSR)への対応やプライバシーリスク評価を担う製品はどれですか?
Q3. データの分類/ラベル付け・DLP・コンプライアンスマネージャによる改善スコアを統合的に提供する製品はどれですか?
Q4. 全社のリソース構成を特定の規制要件に沿って準拠強制/監査したい。最適なのはどれですか?
Q5. コンプライアンス設計の考え方として最も適切なのはどれですか?

