第4章 · リポジトリとパッケージ管理·v1.0.0·更新 2026/7/6·読了目安 約11分
変更要約: 初版(主題1.04・副主題1.04.1〜1.04.4に対応)
4.1aptコマンドによるパッケージ管理
この節の要点
Debian/Ubuntu 系のリポジトリを利用したパッケージ管理を学びます。apt(apt-get・apt-cache・apt-file)によるインストール・アップデート・アンインストール、特定のファイルを含むパッケージの検索、/etc/apt/sources.list によるリポジトリ設定を押さえます。
Linux のソフトウェア導入は「どこかからダウンロードして実行」ではなく、リポジトリ(配布サーバー)からパッケージを取り寄せ、依存関係ごと管理するのが基本です。Debian/Ubuntu 系の窓口が apt で、依存関係の自動解決が最大の価値です。
4.1.1apt の基本操作
- インストール=
apt install nginx/削除=apt remove nginx(設定も消すならapt purge)/索引の更新=apt update(リポジトリの最新情報を取得)/パッケージの更新=apt upgrade。 - apt-get・apt-cache=従来からの低レベルコマンド(apt はこれらの主要機能を統合した対話向けの新顔)。検索・情報表示=
apt-cache search キーワード・apt-cache show パッケージ(apt ではapt search・apt show)。 - 特定のファイルを含むパッケージを探す=apt-file(
apt-file search /usr/bin/convert。未インストールのパッケージも検索対象。要apt-file update)。 - リポジトリの定義=/etc/apt/sources.list(および /etc/apt/sources.list.d/)。ここに列挙された URL から索引とパッケージを取得する。
試験ポイント
「apt update=索引の更新(パッケージ自体は更新しない)/apt upgrade=パッケージの更新」 の区別が最頻出です。「未インストールも含めてファイル→パッケージを逆引き=apt-file」「リポジトリ定義=/etc/apt/sources.list」 もセットで覚えます。

