変更要約: DP-100 第1章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)
1.3セキュリティとコスト・コンピューティングの管理
Azure ML の運用面——認証/アクセス(Entra/RBAC・マネージド ID)、シークレット(Key Vault)、ネットワーク、コンピューティングのコスト管理、クォータ——を理解します。安全かつ効率的に ML を運用します。
ML 基盤も安全に保護し、コストを管理する必要があります。Azure ML は Entra/RBAC やマネージド ID、Key Vault、コンピューティングのオートスケールで対応します。
1.3.1セキュリティとコスト管理
- アクセス制御:Microsoft Entra 認証+RBAC ロール。ジョブ/エンドポイントはマネージド IDで他リソースへアクセス。
- シークレット:接続文字列やキーを Key Vault に保管し、コードに直書きしない。
- コスト管理:クラスターのオートスケール(アイドル時 0 ノード)・クォータ・低優先度 VM でコストを抑える。
- ネットワーク:必要に応じてプライベートエンドポイントでワークスペースを分離する。
「アクセス=Entra/RBAC+マネージド ID」「シークレット=Key Vault」「学習コスト削減=クラスターのオートスケール/0 ノード/低優先度 VM」「割当上限=クォータ」 は DP-100 で頻出です。マネージド ID を使えばジョブが資格情報を持たずデータやレジストリにアクセスできます。
アクセス制御は Microsoft Entra 認証 + RBAC(AzureML Data Scientist・AzureML Compute Operator などの組み込みロール、必要ならカスタムロール)で最小権限を付与します。ジョブやエンドポイントは マネージド ID(システム/ユーザー割り当て)で、資格情報を持たずにデータストアやレジストリ、Key Vault にアクセスします。シークレット(接続文字列・API キー)は Key Vault に保管し、データストアの認証もこれで管理(コード直書きは禁物)。ネットワークは マネージド VNet や プライベートエンドポイント でワークスペースとコンピューティングを分離できます。コスト最適化は学習が中心:クラスターのオートスケール(アイドル時 0 ノード)・低優先度(Spot)VM(中断あり・安価)・適切な VM サイズ/GPU 選択・クォータ(サブスク/リージョン単位の上限)管理・不要なコンピューティングインスタンスの停止。監視は Application Insights・メトリックで利用とコストを把握します。これらは AZ-104/AZ-500 の Azure 一般原則と重なりますが、DP-100 ではML リソース固有(コンピューティング/データストア/レジストリ)の権限とコストが問われます。
| 観点 | 手段 | ポイント |
|---|---|---|
| 認証/認可 | Entra + RBAC(組み込みロール) | 最小権限 |
| リソースアクセス | マネージド ID | 資格情報を持たない |
| シークレット | Key Vault | 直書き禁止 |
| 学習コスト | オートスケール/Spot/クォータ | アイドル時 0 ノード |
シナリオ: 学習ジョブが Storage と Key Vault のシークレットにアクセスする必要があるが、コードに資格情報を置きたくない。→ ワークスペース/コンピューティングにマネージド ID を付与し、Storage と Key Vault に RBAC で必要最小限のロールを割り当て。接続情報はデータストア(裏で Key Vault)に集約。学習はオートスケールのクラスターで実行し、アイドル時は 0 ノードに縮小します。
FAQ: Q. ジョブが他リソースへアクセスする最も安全な方法は? → A. マネージド ID+RBAC。資格情報をコードに置かずに済みます。Q. 学習コストを下げるには? → A. クラスターのオートスケール(アイドル 0 ノード)、低優先度(Spot)VM、適切な VM/GPU サイズ、クォータ管理、未使用インスタンスの停止です。
ひっかけ: 「ジョブからの安全なアクセスにはキーをコードに直書きするのが手軽で良い」は誤りです。資格情報は持たず マネージド ID+RBAC、シークレットは Key Vault。また「コスト削減のため学習クラスターを常時起動」も誤り(アイドル時 0 ノードへのオートスケールが基本)。
1.3.2この節のまとめ
- セキュリティ=Entra/RBAC・マネージド ID・Key Vault
- コスト=オートスケール/0 ノード/低優先度 VM・クォータ
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. Azure ML のジョブが資格情報をコードに持たずにデータやレジストリへアクセスするには何を使いますか?
Q2. 学習に使うコンピューティングクラスターのコストを抑える設定はどれですか?
Q3. 接続文字列やキーを安全に保管したい。Azure ML が連携するサービスはどれですか?

