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第1章 · 機械学習ソリューションの設計と準備·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約8分

変更要約: DP-100 第1章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

1.3セキュリティとコスト・コンピューティングの管理

この節の要点

Azure ML の運用面——認証/アクセス(Entra/RBAC・マネージド ID)、シークレット(Key Vault)、ネットワーク、コンピューティングのコスト管理、クォータ——を理解します。安全かつ効率的に ML を運用します。

ML 基盤も安全に保護し、コストを管理する必要があります。Azure ML は Entra/RBAC やマネージド ID、Key Vault、コンピューティングのオートスケールで対応します。

1.3.1セキュリティとコスト管理

Azure ML の運用を3領域で示し、アクセス制御(Microsoft Entra 認証+RBAC ロール・ジョブやエンドポイントはマネージド ID で他リソースへアクセス)、シークレット(接続文字列やキーを Key Vault に保管)、コンピューティングのコスト管理(クラスターのオートスケール・アイドル時 0 ノード・クォータ管理・低優先度VM)を並べた図。
Azure ML の運用
  • アクセス制御Microsoft Entra 認証+RBAC ロール。ジョブ/エンドポイントはマネージド IDで他リソースへアクセス。
  • シークレット:接続文字列やキーを Key Vault に保管し、コードに直書きしない。
  • コスト管理クラスターのオートスケール(アイドル時 0 ノード)・クォータ・低優先度 VM でコストを抑える。
  • ネットワーク:必要に応じてプライベートエンドポイントでワークスペースを分離する。
試験ポイント

「アクセス=Entra/RBAC+マネージド ID」「シークレット=Key Vault」「学習コスト削減=クラスターのオートスケール/0 ノード/低優先度 VM」「割当上限=クォータ」 は DP-100 で頻出です。マネージド ID を使えばジョブが資格情報を持たずデータやレジストリにアクセスできます。

アクセス制御は Microsoft Entra 認証RBACAzureML Data ScientistAzureML Compute Operator などの組み込みロール、必要ならカスタムロール)で最小権限を付与します。ジョブやエンドポイントは マネージド ID(システム/ユーザー割り当て)で、資格情報を持たずにデータストアやレジストリ、Key Vault にアクセスします。シークレット(接続文字列・API キー)は Key Vault に保管し、データストアの認証もこれで管理(コード直書きは禁物)。ネットワークは マネージド VNetプライベートエンドポイント でワークスペースとコンピューティングを分離できます。コスト最適化は学習が中心:クラスターのオートスケール(アイドル時 0 ノード)低優先度(Spot)VM(中断あり・安価)・適切な VM サイズ/GPU 選択・クォータ(サブスク/リージョン単位の上限)管理・不要なコンピューティングインスタンスの停止。監視は Application Insights・メトリックで利用とコストを把握します。これらは AZ-104/AZ-500 の Azure 一般原則と重なりますが、DP-100 ではML リソース固有(コンピューティング/データストア/レジストリ)の権限とコストが問われます。

観点手段ポイント
認証/認可Entra + RBAC(組み込みロール)最小権限
リソースアクセスマネージド ID資格情報を持たない
シークレットKey Vault直書き禁止
学習コストオートスケール/Spot/クォータアイドル時 0 ノード
補足

シナリオ: 学習ジョブが Storage と Key Vault のシークレットにアクセスする必要があるが、コードに資格情報を置きたくない。→ ワークスペース/コンピューティングにマネージド ID を付与し、Storage と Key Vault に RBAC で必要最小限のロールを割り当て。接続情報はデータストア(裏で Key Vault)に集約。学習はオートスケールのクラスターで実行し、アイドル時は 0 ノードに縮小します。

補足

FAQ: Q. ジョブが他リソースへアクセスする最も安全な方法は? → A. マネージド ID+RBAC。資格情報をコードに置かずに済みます。Q. 学習コストを下げるには? → A. クラスターのオートスケール(アイドル 0 ノード)、低優先度(Spot)VM、適切な VM/GPU サイズ、クォータ管理、未使用インスタンスの停止です。

注意

ひっかけ: 「ジョブからの安全なアクセスにはキーをコードに直書きするのが手軽で良い」は誤りです。資格情報は持たず マネージド ID+RBAC、シークレットは Key Vault。また「コスト削減のため学習クラスターを常時起動」も誤り(アイドル時 0 ノードへのオートスケールが基本)。

1.3.2この節のまとめ

  • セキュリティ=Entra/RBAC・マネージド ID・Key Vault
  • コスト=オートスケール/0 ノード/低優先度 VM・クォータ

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Azure ML のジョブが資格情報をコードに持たずにデータやレジストリへアクセスするには何を使いますか?

Q2. 学習に使うコンピューティングクラスターのコストを抑える設定はどれですか?

Q3. 接続文字列やキーを安全に保管したい。Azure ML が連携するサービスはどれですか?

理解度を確認第1章「機械学習ソリューションの設計と準備」の問題を解く