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第2章 · データの探索とモデルの学習·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約9分

変更要約: DP-100 第2章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

2.1ジョブの実行とトラッキング(MLflow)

この節の要点

Azure ML の ジョブ(コマンド/スイープ/パイプライン)でモデルを学習し、MLflow によるメトリック/パラメーター/成果物のトラッキング環境(依存関係)、コンポーネント による再利用を理解します。

モデルの学習は Azure ML の ジョブ として実行します。実行結果(メトリックやモデル)は MLflow で自動的に記録・比較できます。

2.1.1ジョブとトラッキング

学習スクリプトが Azure ML のジョブ(コマンドジョブ=単一実行/スイープジョブ=ハイパーパラメーター探索/パイプラインジョブ=複数ステップ)として、指定の環境(conda/Docker の依存関係)とコンピューティング上で実行され、MLflow がメトリック・パラメーター・成果物(モデル)を記録し、実験として比較できる構成を示し、再利用可能なコンポーネントを添えた図。
ジョブと MLflow トラッキング
  • コマンドジョブ:1 つのスクリプトを実行する基本のジョブ。引数や入出力を指定する。
  • MLflow トラッキングメトリック・パラメーター・成果物(モデル)を自動記録し、実験で比較する。
  • 環境:学習に必要な依存関係(conda/Docker)を定義し、再現性を確保する。
  • コンポーネント/パイプライン:再利用可能な処理単位(コンポーネント)をパイプラインにつなぐ。
試験ポイント

「学習の実行=ジョブ(コマンド/スイープ/パイプライン)」「メトリック/パラメーター/モデルの記録・比較=MLflow」「依存関係=環境(conda/Docker)」「再利用=コンポーネント→パイプライン」 は DP-100 で頻出です。実験の比較や再現性に MLflow と環境が要です。

補足

MLflow はオープンソース標準で、Azure ML はこれをネイティブに統合しています。ログ API(mlflow.log_metric など)でメトリックを記録できます。

Azure ML(v2)のジョブは種類で使い分けます:コマンドジョブ(単一スクリプトを引数・入出力・環境・コンピューティング指定で実行)、スイープジョブ(ハイパーパラメーター探索)、パイプラインジョブ(複数の コンポーネント をつなぐ DAG)。定義は YAML(CLI v2)Python SDK v2 で行い、環境キュレーション済み か conda/Docker のカスタム)と 入力/出力(データアセットやデータストアのパス)を指定して再現性を確保します。トラッキングは MLflow がネイティブ統合され、mlflow.log_metric/log_param/log_artifactオートログ(autolog) でメトリック・パラメーター・モデルを 実験(experiment) にまとめ、Studio で比較。学習済みモデルは MLflow モデル形式(環境+シグネチャ込み)で登録するとデプロイが容易です。コンポーネント は入力/出力/環境/コードを持つ再利用単位で、パイプラインに組んでチーム共有・CI/CD に乗せられます。「単一実行=コマンド」「HP 探索=スイープ」「多段=パイプライン」「記録/比較=MLflow」「再現性=環境+データアセット」と整理します。

ジョブ種別用途
コマンドジョブ単一スクリプトの実行1 モデルの学習
スイープジョブハイパーパラメーター探索学習率/深さの最適化
パイプラインジョブ複数コンポーネントの連結前処理→学習→評価
補足

シナリオ: 前処理・学習・評価を一連で再現可能に回し、結果を比較したい。→ 各ステップをコンポーネント化してパイプラインジョブに組み、環境で依存を固定、入出力はデータアセットで参照。MLflow が各実行のメトリック/モデルを記録するので、実験ビューで比較し最良を選びます。CLI v2 の YAML で定義すれば CI/CD にも乗せられます。

補足

FAQ: Q. メトリックの記録はどうやる? → A. MLflow のログ API(log_metric/log_param/log_artifact)か autolog を使い、Studio の実験で比較します。Q. 環境(Environment)はなぜ必要? → A. 依存関係を固定して、別のコンピューティングや時点でもジョブを再現可能にするためです。

注意

ひっかけ: 「ハイパーパラメーター探索にはコマンドジョブを使う」は誤りです。HP 探索はスイープジョブ(コマンドジョブは単一実行)。また「メトリック比較には独自の仕組みが必要」も誤り(Azure ML は MLflow をネイティブ統合し、実験で比較できる)。

2.1.2この節のまとめ

  • 学習=ジョブ、記録/比較=MLflow
  • 再現性=環境、再利用=コンポーネント/パイプライン

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. Azure ML で学習スクリプトを実行する基本の単位はどれですか?

Q2. 学習のメトリックやパラメーター、モデルを記録して実験を比較したい。何を使いますか?

Q3. 学習の再現性のため、必要なライブラリ依存関係を定義する Azure ML の要素はどれですか?

理解度を確認第2章「データの探索とモデルの学習」の問題を解く