第5章 · 問題の診断·v1.0.0·更新 2026/7/17·読了目安 約15分
変更要約: 初版
5.5Cisco機器の基本showコマンド
この節の要点
Cisco機器の状態を読むための基本showコマンド(show ip interface briefでIF一覧とup/up、show cdp neighborsで隣接Cisco機器、show ip routeで経路表、show mac address-tableでMAC学習、show versionでIOS/型番)と、閲覧中心のユーザEXECモード(>)と全機能の特権EXECモード(#)という権限レベル、そして?ヘルプとTab補完という操作支援を学びます。
ここまでの汎用的な診断に加え、Cisco機器そのものの状態を読むにはshowコマンドが中心になります。CCSTでは複雑な設定までは求められませんが、show 系で「今どうなっているか」を読み取れることは、サポートの基本装備です。この節では、よく使う show ip interface brief・show cdp neighbors・show ip route・show mac address-table・show version の役割と、プロンプト記号で見分けるユーザEXECモード(>)と特権EXECモード(#)の権限レベル、そして操作を助ける ?(ヘルプ)とTab補完を、入門レベルで学びます。
5.5.1よく使う基本showコマンド
- show ip interface brief=各インターフェースのIPアドレスと状態(
up/upなど)を一覧で表示。「どのポートが上がっていて、IPが振られているか」を最初に把握する定番。show version=IOSのバージョンや機種・型番を表示。 - show cdp neighbors=直接つながっている隣接Cisco機器を表示(相手の機種・接続ポートが分かる)。ネットワーク図がなくても「この機器の隣に何があるか」をたどれる。
show ip route=ルーティングテーブル(経路表)を表示し、どのネットワークへどう行くかを見る。 - show mac address-table=スイッチが学習したMACアドレスと対応ポートの表を表示。「あるPCがどのポートにつながっているか」を追える。ほかに
show interface status(ポート状態一覧)、show inventory(搭載モジュール)などがある。

