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第5章 · 監視と保守·v2.0.0·更新 2026/6/28·読了目安 約9分

変更要約: AZ-104 第5章を Associate 級に深掘り(比較表・シナリオ・FAQ・ひっかけ+深掘り段落、図を日本語化)

5.1Azure Monitor による監視

この節の要点

Azure Monitor のメトリクスとログ(Log Analytics / KQL)、アラートとアクション、Network Watcher による接続診断といった監視の基礎を理解します。

安定運用には「いま何が起きているか」を把握する監視が欠かせません。Azure の監視基盤が Azure Monitor で、メトリクスログを収集します。

5.1.1メトリクス・ログ・アラート

リソース(VM・アプリ・ネットワーク)から Azure Monitor がメトリクス(数値)とログ(Log Analytics)を収集し、アラートとアクション(メール/オートスケール)やダッシュボードへつなげるデータフローを示し、メトリクス=リアルタイムの数値・ログ=KQL でクエリ可能な記録である旨を表した図。
Azure Monitor のデータフロー
  • メトリクス:CPU 使用率などの数値の時系列データ。リアルタイムに近い。
  • ログ:イベントや診断の記録Log Analyticsに集め、KQL(クエリ言語)で分析する。
  • アラート:しきい値超過などの条件で発報し、メール送信やオートスケールなどのアクションを実行する。
  • Network Watcher:接続の確認やパケットキャプチャなど、ネットワークの診断を行う。
試験ポイント

「数値の時系列=メトリクス」「ログの集約・分析=Log Analytics + KQL」「条件で通知/自動対応=アラート+アクショングループ」「ネットワーク診断=Network Watcher」 は AZ-104 で頻出です。

監視は「何を集め(メトリクス/ログ)→どう貯め(ワークスペース)→どう知らせ/対応するか(アラート/アクション)」で設計します。メトリクス はほぼリアルタイムの数値時系列で、メトリクスエクスプローラーで可視化。ログLog Analytics ワークスペース に集約し KQL でクエリ・分析します。各リソースのログ/メトリクスをワークスペースやストレージ/イベントハブへ送るには 診断設定 が必要で、VM 内部の情報収集には Azure Monitor Agent(AMA) を入れます。アラート はメトリクス/ログ/アクティビティログを条件に発報し、通知や自動対応を アクショングループ(メール/SMS/Webhook/Automation Runbook/Logic Apps)でまとめて実行します。アプリ性能は Application Insights、リソース全体の操作履歴は アクティビティログ、ネットワーク診断は Network Watcher(接続トラブルシュート/IP フロー検証/フローログ)。判断軸は「数値の推移=メトリクス」「ログ分析=Log Analytics + KQL」「条件で通知/自動対応=アラート+アクショングループ」「アプリ性能=Application Insights」「ネットワーク診断=Network Watcher」。

知りたいこと使うもの
数値の推移(CPU 等)メトリクス
ログの集約・分析Log Analytics + KQL
条件で通知/自動対応アラート+アクショングループ
ネットワーク疎通の診断Network Watcher

シナリオ:VM の CPU が高止まりしたら通知し、ログも調べたい。 VM に Azure Monitor Agent を入れ 診断設定でログを Log Analytics へ。CPU の メトリクスアラートを作り、アクショングループでメール通知+必要なら Automation Runbook で再起動。原因究明は KQL で該当時間帯のログを絞り込み、疎通問題は Network Watcher で切り分けます。

補足

Q. 数値の推移は? メトリクス。Q. ログの分析は? Log Analytics + KQL。Q. ログを集めるには? 診断設定(+VM は AMA)。Q. 通知/自動対応は? アラート+アクショングループ。Q. アプリ性能は? Application Insights。Q. ネットワーク診断は? Network Watcher。

注意

混同に注意:
メトリクス(数値・準リアルタイム)とログ(記録・KQL)は別物——用途で使い分ける。
②ログを保存/クエリするには Log Analytics ワークスペース+診断設定が必要(既定では送られない)。
③VM 内部のメトリクス/ログは エージェント(AMA)を入れないと取れない。
④アラートの「通知先/対応」はアクショングループに分離されている。

補足

ログを保存・クエリするには Log Analytics ワークスペースが必要です。診断設定で各リソースのログをワークスペースへ送ります。

5.1.2この節のまとめ

  • メトリクス(数値)/ログ(Log Analytics + KQL) を収集
  • アラート+アクションで通知・自動対応、診断は Network Watcher

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. CPU 使用率などの数値を時系列で確認したい。Azure Monitor の何を見ますか?

Q2. 収集したログを集約し、KQL でクエリ・分析する基盤はどれですか?

Q3. CPU が一定のしきい値を超えたら自動でメール通知やスケールを行いたい。何を使いますか?

理解度を確認第5章「監視と保守」の問題を解く

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