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第4章 · 仮想ネットワークの実装・管理·v2.0.0·更新 2026/6/16·読了目安 約9分

変更要約: AZ-104 第4章を Associate 級に深掘り(比較表・シナリオ・FAQ・ひっかけ+深掘り段落、図を日本語化)

4.2ネットワークセキュリティグループ(NSG)

この節の要点

NSG による受信/送信トラフィックの許可・拒否、優先度(priority)による評価順、5タプルのルール、サブネット/NIC への適用を理解します。

どの通信を通し、どれを遮断するかを決めるのが ネットワークセキュリティグループ(NSG) です。サブネットや NIC に適用し、ルールで受信/送信を制御します。

4.2.1NSG のルール

NSG のルールが優先度(数値が小さいほど先に評価)順に評価され、例として「100 Allow TCP443 from Internet」「200 Allow TCP3306 from web subnet」、既定の「4096 Deny all」を示し、ルールは送信元/宛先/ポート/プロトコル/方向の5タプルで、ステートフルである旨を表した図。
NSG のルールと優先度
  • ルール送信元・宛先・ポート・プロトコル・方向(5タプル)で許可/拒否を指定する。
  • 優先度(priority)数値が小さいルールほど先に評価され、最初に一致したものが適用される。
  • 適用先サブネットまたはNICにアタッチできる。NSG はステートフル(戻り通信は自動許可)。
試験ポイント

「特定ポートの通信を許可/遮断=NSG ルール」「数値が小さい優先度が先に評価」「NSG はステートフル」「サブネットまたは NIC に適用」 は AZ-104 で頻出です。既定で受信は概ね拒否、VNet 内は許可です。

NSG はサブネットまたは NIC にアタッチするステートフルなフィルタで、ルールは 5タプル(送信元・宛先・ポート・プロトコル・方向)と 優先度(100〜4096・小さい数値が先・最初の一致が確定)で構成します。既定ルールとして「同一 VNet 内は許可」「Azure LB を許可」「インターネットからの受信は拒否」などがあり、独自ルールで上書きします。送信元/宛先には IP のほか サービスタグInternet/VirtualNetwork/AzureLoadBalancer/Storage 等)や アプリケーションセキュリティグループ(ASG) を使え、IP 管理を減らせます。サブネットと NIC の両方に NSG がある場合、受信は サブネット→NIC、送信は NIC→サブネット の順で両方が許可して初めて通ります。可視化と診断は フローログNetwork Watcher(IP フロー検証/次ホップ/接続トラブルシュート)。より高度な L7/集中検査は Azure FirewallApplication Gateway(WAF)。判断軸は「ポート許可/拒否=NSG」「IP でなく役割で指定=ASG/サービスタグ」「疎通調査=Network Watcher」。

やりたいこと手段
ポート単位で許可/拒否NSG ルール(5タプル+優先度)
IP でなく役割で指定ASG / サービスタグ
疎通トラブルの切り分けNetwork Watcher / フローログ
L7 検査・集中防御Application Gateway(WAF) / Azure Firewall

シナリオ:Web 層からのみ DB(3306) を許可し、他は遮断したい。 DB サブネットの NSG に「優先度200・送信元=Web の ASG・宛先ポート3306・許可」、より小さい優先度で例外を、末尾は既定の拒否。Web は「443 from Internet(サービスタグ)許可」。通らない時は Network Watcher の IP フロー検証で、サブネット/NIC のどちらの NSG で落ちたかを切り分けます。

補足

Q. ポートを許可/拒否? NSG ルール。Q. どれが先に評価? 優先度の小さいルール。Q. 戻り通信は? ステートフルで自動許可。Q. IP でなく役割で? ASG/サービスタグ。Q. 適用先は? サブネット or NIC(両方なら両方を満たす必要)。Q. 疎通調査? Network Watcher。

注意

混同に注意:
NSG はステートフル——戻り通信に明示ルールは不要(NACL 系のステートレスとは違う)。
サブメットと NIC の両 NSG はどちらも許可が必要——片方で拒否なら不通。
③優先度は小さい数値が先、最初の一致で確定。
④NSG は基本 L3/L4——L7 のフィルタ(URL/WAF)は Application Gateway/Azure Firewall。

補足

サブネットと NIC の両方に NSG がある場合、受信は「サブネット→NIC」、送信は「NIC→サブネット」の順に両方で評価され、両方が許可して初めて通ります。

4.2.2この節のまとめ

  • NSG=5タプルのルールで受信/送信を許可/拒否、優先度順に評価
  • ステートフルサブネット/NICに適用

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. VM への特定ポート(例 TCP 443)の受信を許可/拒否するのに使うのはどれですか?

Q2. 複数の NSG ルールがある場合、どれが先に評価されますか?

Q3. NSG の説明として正しいものはどれですか?

理解度を確認第4章「仮想ネットワークの実装・管理」の問題を解く

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