2サービスの設計・移行
- 2.1SLA/OLA/UCとサービスレベル設計
サービス提供者と顧客が合意するSLA、社内の運用チーム間で結ぶOLA、外部供給者との契約であるUCの三層構造と、SLMがこれらをどう維持・改善するか、そして可用性・コスト・実現可能性のトレードオフの中でサービスレベル目標をどう設計するかを学びます。
- 2.2変更管理
事前承認済みで定型的な標準変更、CABが評価する通常変更、緊急時にECABが判断し事後に文書化する緊急変更という三つの変更経路の使い分けと、リスク評価・切り戻し計画を通じて、稼働中サービスへの変更をどう安全に進めるかを学びます。
- 2.3リリース及び展開管理
承認された変更を本番環境へ安全に届けるリリース及び展開管理について、まとめて扱うリリース単位の設計、段階的展開やパイロットといった展開方式の選び方、そしてビルド・テスト・展開の分離という観点から、稼働中サービスへの配布をどう計画するかを学びます。
- 2.4構成管理
サービスを構成するCI(構成品目)をCMDBで正確に管理する構成管理について、変更管理・リリース管理との連携、そして「保有資産の把握」を主目的とするIT資産管理との違いを、影響分析や正確性維持という実務の観点から学びます。
- 2.5可用性・キャパシティの設計(設計時)
サービスの設計段階で、要件から導いた可用性目標をどう実現するか——単一障害点を排除する冗長設計、直列(積)/並列(1−(1−a)ⁿ)の稼働率、そして将来の需要見積りからキャパシティを設計する考え方を、コストとのトレードオフの中で学びます。

