第4章 · ID とアクセス管理·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約11分
変更要約: SCS-C02 第4章を深掘り(比較表・シナリオ・FAQ・ひっかけ・深掘り段落を各節に追加、図を日本語版に対応)
4.1IAM ポリシーと評価ロジック
この節の要点
アクセス制御の核——アイデンティティ/リソースベースポリシー、明示的拒否の優先、SCP、アクセス許可境界、条件キー——を理解します。「誰が何にアクセスできるか」を正確に設計します。
セキュリティの中心は IAM です。複数のポリシーがどう評価されるか(特に明示的拒否の優先)を正確に理解します。
4.1.1ポリシー評価の流れ
- 明示的拒否の優先:どこかに Deny があれば必ず拒否(最優先)。
- 許可の必要性:許可はいずれかのポリシーで明示的に Allow が必要。なければ暗黙的拒否。
- SCP/アクセス許可境界:許可の上限を定める(権限を付与しない)。両方の積集合が有効権限。
- 条件キー:MFA/送信元 IP/タグ/暗号化必須などで許可をさらに絞る。
試験ポイント
「明示的拒否は常に勝つ」「許可は明示的 Allow が必要・なければ暗黙的拒否」「SCP/境界は上限(積集合)で権限付与ではない」「条件キーで MFA/IP/タグ制限」 は SCS-C02 で最頻出です。SCP・境界・IAM・リソースポリシーすべてで許可されて初めてアクセスできます。

