変更要約: SC-300 第5章を新規作成(ドメイン4: エンタイトルメント管理(カタログ/アクセスパッケージ/ポリシー/My Access/connected organizations/ToU/外部ライフサイクル)、アクセスレビュー(対象/レビュー担当/自動適用/特権ロールレビュー)、PIM(eligible/active/アクティブ化/Entra ロール/Azure リソース/PIM for Groups/設定/監査履歴/break-glass)、監視(サインイン/監査/プロビジョニングログ/診断設定 Log Analytics・ストレージ・Event Hubs/KQL/workbooks/Identity Secure Score))。
5.1エンタイトルメント管理
Microsoft Entra エンタイトルメント管理によるカタログとアクセスパッケージ、アクセス要求と承認、利用規約(ToU)、外部ユーザーのライフサイクル、connected organizations を理解します。
ID ガバナンスは「適切な人が・適切な期間だけ・適切なアクセスを持つ」を自動で保つ仕組みです。その中心が エンタイトルメント管理=アクセスの申請から承認・期限・失効までを一元化します。
5.1.1カタログとアクセスパッケージ
カタログ はリソース(グループ・アプリ・SharePoint サイト)をまとめる入れ物で、委任された所有者が管理します。アクセスパッケージ は「ある役割に必要なアクセスの束」を定義し、誰が申請でき・誰が承認し・どれだけの期間有効かを ポリシー で決めます。ユーザーは My Access ポータルでセルフサービス申請し、承認後に必要なグループ/アプリへのアクセスが自動付与され、期限切れで自動失効します。「役割に必要なアクセスをまとめてセルフサービス+期限付きで配る」=アクセスパッケージです。
5.1.2外部ユーザーのライフサイクルと ToU
エンタイトルメント管理は外部ユーザーにも有効です。connected organizations として信頼するパートナー組織を登録し、その組織の人にアクセスパッケージを申請させられます。承認時に外部ゲストを自動作成し、アクセス期限切れで自動的にゲストを削除する 外部ユーザーのライフサイクル を実現します。アクセス付与の条件に 利用規約(Terms of Use, ToU) の同意を組み込み、規約に同意しないとアクセスできないよう設計できます。
決め手:「役割に必要なアクセスをセルフサービス+承認+期限付きで配る」=アクセスパッケージ(カタログ+ポリシー)。「外部パートナーの組織を信頼して申請させる」=connected organizations。「アクセス前に規約同意を必須化」=Terms of Use。「期限切れで外部ゲストを自動削除」=外部ユーザーのライフサイクル。
混同に注意:
①エンタイトルメント管理(アクセスの申請/承認/期限のライフサイクル)とアクセスレビュー(既存アクセスの定期見直し・次節)は補完だが別機能。
②アクセスパッケージは「束ねて配る」、グループは「付与の単位」=役割が違う。
③外部ゲストの自動削除はライフサイクル設定が前提。
5.1.3この節のまとめ
- アクセスパッケージ=役割に必要なアクセスの束をセルフサービス申請+承認+期限で配る(カタログ+ポリシー)
- connected organizations で外部に申請させ、ToU 同意を条件化、期限切れで外部ゲストを自動削除
- エンタイトルメント管理(申請/期限)とアクセスレビュー(定期見直し)は補完
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. プロジェクト参加者が、必要なグループ・アプリ・SharePoint へのアクセスをまとめてセルフサービスで申請でき、承認後に自動付与・90 日で自動失効するようにしたい。最適なのはどれですか?
Q2. 信頼するパートナー組織の従業員に、自社のアクセスパッケージを申請させたい。最適なのはどれですか?
Q3. アクセスを付与する前に、ユーザーに利用規約への同意を必須化したい。最適なのはどれですか?
Q4. 招待した外部ゲストが、アクセスパッケージの期限切れとともに自動的に削除されるようにしたい。最適なのはどれですか?
Q5. エンタイトルメント管理とアクセスレビューの関係として正しいのはどれですか?

