変更要約: SC-200 第1章を新規作成(ドメイン1前半: Defender XDR の通知/アラートチューニング(抑制)/相関、Defender for Endpoint(高度な機能/カスタムデータ収集/ASR ルール/デバイスグループ/権限/自動化レベル)、AIR(自動調査と応答)/アクションセンター/自動アタックディスラプション、Sentinel のオートメーションルール(宣言的トリアージ)/プレイブック(Logic Apps・SOAR))。
1.4Sentinel のオートメーションルールとプレイブック
Microsoft Sentinel のオートメーションルールとプレイブック(Azure Logic Apps ベース)の作成と構成、SOAR によるインシデント対応の自動化を理解します。
Microsoft Sentinel は SIEM に SOAR(オーケストレーションと自動応答)を備えます。Defender XDR の自動化が「製品内」なのに対し、Sentinel の自動化は「全社のインシデント運用」を束ねます。
1.4.1オートメーションルール
オートメーションルール は、インシデントのトリアージを宣言的に自動化します=条件(重大度・タイトル・タクティク等)に応じて、所有者の割当・重大度変更・タグ付け・ステータス変更・プレイブックの実行を行います。複数の分析ルールにまたがる共通処理を一元化でき、運用の一貫性を保ちます。
1.4.2プレイブック(Logic Apps)
プレイブック は Azure Logic Apps ベースの自動ワークフローで、外部システムと連携した一連の対応を実行します=Teams/メール通知、チケット起票(ServiceNow 等)、ユーザー無効化、IP のブロックなど。オートメーションルールからトリガーする(推奨)か、アラート/インシデント作成時に直接トリガーします。アナリストは「反復的な一次対応を自動化し、平均対応時間(MTTR)を下げる」設計を作ります。
決め手:「インシデントのトリアージ(割当/重大度/タグ/ステータス)を宣言的に自動化」=オートメーションルール。「外部連携を含む一連の自動対応(通知/起票/無効化/ブロック)」=プレイブック(Logic Apps)。プレイブックはオートメーションルールからトリガーするのが推奨。
混同に注意:
①オートメーションルール(宣言的トリアージ)とプレイブック(Logic Apps の実行ワークフロー)を取り違えない。
②Sentinel の SOAR(全社運用)と Defender XDR の自動化(製品内 AIR)は別レイヤ。
③影響の大きい自動操作(一括無効化等)は承認/ガードを設計。
1.4.3この節のまとめ
- オートメーションルール=インシデントのトリアージ(割当/重大度/タグ/ステータス/プレイブック実行)を宣言的に自動化
- プレイブック=Logic Apps の自動ワークフロー。通知/起票/無効化/ブロック等を外部連携で実行(ルールからトリガー推奨)
- Sentinel SOAR(全社運用)と Defender XDR の AIR(製品内)は別レイヤ
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 危険なインシデントを検知したら「ユーザー無効化→チケット起票→Teams 通知」を外部システム連携で自動実行したい。最適なのはどれですか?
Q2. インシデントを、重大度やタイトルの条件に応じて自動で担当者へ割当・タグ付け・ステータス変更したい。最適なのはどれですか?
Q3. プレイブックをトリガーする推奨方法はどれですか?
Q4. オートメーションルールとプレイブックの違いとして正しいのはどれですか?
Q5. Sentinel の SOAR と Defender XDR の AIR の関係として正しいのはどれですか?

