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第1章 · Defender XDR と Sentinel の自動化·v1.0.0·更新 2026/6/28·読了目安 約15分

変更要約: SC-200 第1章を新規作成(ドメイン1前半: Defender XDR の通知/アラートチューニング(抑制)/相関、Defender for Endpoint(高度な機能/カスタムデータ収集/ASR ルール/デバイスグループ/権限/自動化レベル)、AIR(自動調査と応答)/アクションセンター/自動アタックディスラプション、Sentinel のオートメーションルール(宣言的トリアージ)/プレイブック(Logic Apps・SOAR))。

1.2Defender for Endpoint の構成と ASR

この節の要点

Microsoft Defender for Endpoint の高度な機能、ルール設定、カスタムデータ収集、攻撃面の減少(ASR)ルールを含むセキュリティポリシー、デバイスグループ・権限・自動化レベルの構成を理解します。

Microsoft Defender for Endpoint(DfE)は、エンドポイントの検知/対応(EDR)の中核です。SOC アナリストは、検知の質と自動対応の範囲を、ポリシーとデバイスグループで設計します。

1.2.1高度な機能と ASR ルール

DfE の 高度な機能(自動調査・ライブレスポンス・ブロック許可リスト等)を有効化し、検知に必要な カスタムデータ収集 を設定します。攻撃面の減少(ASR)ルール は、ランサムウェアや悪用の常套手段(Office の子プロセス生成・難読化スクリプト・資格情報窃取等)をブロックする予防的な設定です。アナリストは ASR を「監査モードで影響確認 → ブロックモードで適用」と段階的に展開し、誤検知を抑えます。

1.2.2デバイスグループ・権限・自動化レベル

デバイスグループ でデバイスを分類し、グループごとに 権限(RBAC)自動化レベル を変えます。自動化レベルは「修復を自動承認するか、人手の承認を待つか」を決めます=重要サーバーは 半自動(承認待ち)、一般端末は 完全自動 のように、リスクに応じて設計します。これにより、自動調査と応答(AIR・次節)の影響範囲を制御します。

試験ポイント

決め手:「ランサム等の常套手段を予防的にブロック」=ASR ルール(監査→ブロックの段階展開)。「デバイスごとに権限と自動修復の範囲を変える」=デバイスグループ+自動化レベル。「重要サーバーは承認待ち」=半自動、「一般端末は自動」=完全自動。

注意

混同に注意:
①ASR ルール(予防的ブロック)と検知ルール(検知)は別。
②ASR はいきなりブロックせず監査モードで影響を確認。
③自動化レベルはデバイスグループ単位=重要資産は承認待ちにして誤修復の被害を抑える。

DfE の高度な機能/カスタムデータ収集、ASR ルール(常套手段を予防的ブロック・監査→ブロック)、デバイスグループごとの権限(RBAC)と自動化レベル(重要=半自動/一般=完全自動)を示す図。
予防と範囲制御

1.2.3この節のまとめ

  • DfE の高度な機能/カスタムデータ収集を有効化。ASR ルールで常套手段を予防的にブロック(監査→ブロック)
  • デバイスグループごとに権限(RBAC)と自動化レベルを設定(重要資産=半自動、一般=完全自動)
  • 自動化レベルが AIR の自動修復範囲を制御する

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. ランサムウェアの常套手段(Office アプリからの子プロセス生成や資格情報窃取)を予防的にブロックしたい。最適なのはどれですか?

Q2. 重要サーバーでは自動修復を承認待ちにし、一般端末では完全自動にしたい。最適なのはどれですか?

Q3. ASR ルールを本番適用する前に、業務への影響を確認したい。最適な手順はどれですか?

Q4. デバイスグループの主な用途として正しいのはどれですか?

Q5. ASR ルールと検知ルールの違いとして正しいのはどれですか?

理解度を確認第1章「Defender XDR と Sentinel の自動化」の問題を解く