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第4章 · コスト最適化アーキテクチャの設計·v2.1.0·更新 2026/6/14·読了目安 約8分

変更要約: in-scope サービス網羅: コンピュート配置(Elastic Beanstalk/Outposts/VMware Cloud on AWS/Wavelength/Serverless Application Repository/ECS Anywhere/EKS Anywhere/EKS Distro)・コスト可視化(Cost and Usage Report/Compute Optimizer/License Manager)・管理とガバナンス(CloudFormation/Service Catalog/Control Tower/Systems Manager/CloudWatch/X-Ray/Managed Grafana/Managed Service for Prometheus/Health Dashboard/Well-Architected Tool/Management Console)を各節に追加

4.3コスト管理ツールと適正化

この節の要点

Cost Explorer・AWS Budgets・Trusted Advisor によるコストの可視化・管理・推奨と、リソースの適正化(right-sizing)の考え方を理解します。

コストは「見える化 → 予算で管理 → 推奨に従って改善」のサイクルで最適化します。AWS はそのためのツールを提供します。

4.3.1コスト管理ツール

Cost Explorer(過去コストの可視化・分析)、AWS Budgets(予算としきい値アラート)、Trusted Advisor(コスト・セキュリティ等の推奨)というコスト管理ツールと、「適正化=要件を満たす最小のリソースを選ぶ」の補足を示した図。
コスト管理ツールと適正化
  • Cost Explorer:過去のコストを可視化・分析し、傾向やサービス別/タグ別の内訳を把握する。
  • AWS Budgets予算を設定ししきい値アラートで超過(や超過予測)を通知する。
  • Trusted Advisor:コスト・セキュリティ・性能・耐障害性・サービス制限の推奨事項を提示(未使用リソースの検出等)。
  • コスト配分タグ:リソースにタグを付け、部門/プロジェクト別にコストを配賦・分析する。
  • 適正化(right-sizing):要件を満たす最小のリソースを選び、過剰プロビジョニングを避ける。

コスト最適化は「見える化 → 予算で管理 → 推奨に従い改善 → 適正化」のサイクルで回します。まず Cost Explorer で「何にいくらかかっているか」を可視化(タグで部門別に内訳)、AWS Budgets で予算としきい値アラートを設定して超過を早期に検知、Trusted Advisor の推奨(使われていないインスタンスや過大なボリュームの検出)に従って無駄を削減します。仕上げが right-sizing(適正化)——「念のため大きめ」をやめ、実測に基づき要件を満たす最小のリソースに合わせます。これらは料金モデル(前々節)やストレージクラス(前節)の選択と組み合わせて効きます。

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