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第4章 · コスト最適化アーキテクチャの設計·v2.1.0·更新 2026/6/14·読了目安 約9分

変更要約: in-scope サービス網羅: コンピュート配置(Elastic Beanstalk/Outposts/VMware Cloud on AWS/Wavelength/Serverless Application Repository/ECS Anywhere/EKS Anywhere/EKS Distro)・コスト可視化(Cost and Usage Report/Compute Optimizer/License Manager)・管理とガバナンス(CloudFormation/Service Catalog/Control Tower/Systems Manager/CloudWatch/X-Ray/Managed Grafana/Managed Service for Prometheus/Health Dashboard/Well-Architected Tool/Management Console)を各節に追加

4.1コンピュートの料金モデル

この節の要点

オンデマンド・Savings Plans/リザーブドインスタンス・スポットインスタンスという EC2 の料金モデルと、ワークロードに応じた使い分けでコストを最適化する考え方を理解します。

コスト最適化の第一歩は、ワークロードに合った料金モデルを選ぶことです。EC2 には用途別に複数の購入オプションがあります。

4.1.1EC2 の料金モデル

オンデマンド(使った分だけ・コミットなし・柔軟/短期)、Savings Plans/RI(1〜3年コミットで大幅割引・定常ワークロード)、スポット(余剰キャパで最安・中断あり・耐障害性のある処理)という EC2 の料金モデルを並べた図。
EC2 の料金モデル
  • オンデマンド:使った分だけ支払い、コミットなし。短期・予測困難なワークロードや開発/検証向け。最も柔軟だが単価は高め。
  • Savings Plans / リザーブドインスタンス(RI):1〜3 年のコミットで大幅割引(最大〜70%)。定常的なベースラインの稼働向け。
  • スポットインスタンス:余剰キャパで最安(最大〜90% 割引)だが、中断され得る。耐障害性・ステートレスなバッチ/ビッグデータ向き。
  • 専有(Dedicated):物理サーバーを専有(ライセンス/コンプラ要件向け、割高)。

コスト最適化の第一歩は「ワークロードの性質に料金モデルを合わせる」ことです。判断軸は「コミットできるか/中断に耐えられるか」。常に動くベースライン分は Savings Plans/RI で長期コミットして割引を得る、急増や読めない分は オンデマンドで柔軟に、中断されても再実行できるステートレスなバッチは スポットで最安に——というように組み合わせるのが定石です。たとえば Web 層のベースは Savings Plans、ピーク超過分はオンデマンド、夜間の大規模バッチはスポット、と層別に最適化します。

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