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第3章 · 可視化:レポートの作成·v1.0.0·更新 2026/6/29·読了目安 約13分

変更要約: PL-300 第3章を新規作成(ドメイン: 可視化と分析の前半=レポート作成)。ビジュアルとレポートの作成(目的別ビジュアル選択・書式/テーマ・条件付き書式・フィルター適用範囲(視覚/ページ/レポート/ドリルスルー)・ビジュアル計算)、高度なレポート機能(Copilot ナラティブ/ページ作成/モデル要約・ページネーションされたレポート vs 対話的レポート・ページ構成)。

3.1ビジュアルとレポートの作成

この節の要点

目的に合ったビジュアルの選択、書式設定とテーマ、条件付き書式、スライス/フィルター(視覚/ページ/レポート/ドリルスルー)、ビジュアル計算を理解します。

レポートの価値は 正しいビジュアルで正しく伝える ことにあります。目的に合った種類とフィルター設計が要です。

3.1.1ビジュアルの選択と書式

ビジュアルは 目的別 に選びます。カテゴリ比較は 棒/縦棒、時系列の傾向は 折れ線、2 変数の相関は 散布図、構成比は控えめに 円/ドーナツ、明細や多次元クロス集計は マトリックス/テーブル、単一 KPI は カード書式設定 とテーマ(配色/フォントを一括適用)で見た目を統一し、アクセシブルな配色を選びます。

3.1.2条件付き書式とフィルター

条件付き書式 は値に応じて 背景色/フォント色/データバー/アイコン を変え、注目点を強調します(テーマの一括配色とは別物)。フィルターには適用範囲があり、視覚レベル(その1ビジュアルのみ)/ページレベル(そのページ全体)/レポートレベル(全ページ)/ドリルスルー(選んだ値で別ページへ移動)を使い分けます。スライサーは画面上の対話的フィルターとして配置します。

3.1.3ビジュアル計算

ビジュアル計算(visual calculations)ビジュアルの結果(表示行/列)に対して DAX で計算する新機能で、実行累計・前行差・構成比などを モデルにメジャーを増やさず ビジュアル内で表現できます。モデル全体に効くメジャーと違い、そのビジュアルの可視グリッドだけを対象にします。

試験ポイント

決め手:「カテゴリ比較」=棒。「時系列傾向」=折れ線。「2変数の相関」=散布図。「単一KPI」=カード。「値で色/アイコンを変える」=条件付き書式。「配色/フォント一括」=テーマ。「全ページに効く」=レポートレベルフィルター。「選択値で別ページへ」=ドリルスルー。「表示グリッドだけにDAX」=ビジュアル計算。

注意

混同に注意:
①条件付き書式(値依存の強調)とテーマ(一括配色)を取り違えない。
②フィルターの適用範囲(視覚/ページ/レポート)を区別。
③ドリルスルーは「別ページへ移動」、ドリルダウンは「同ビジュアルで階層を下る」。
④ビジュアル計算はビジュアルの可視結果のみ=モデルメジャーとは別。
⑤円グラフはカテゴリが多いと不適。

目的別にビジュアルを選ぶ(棒=カテゴリ比較/折れ線=時系列傾向/散布図=2変数相関/カード=単一KPI/マトリックス=クロス集計)、条件付き書式(値依存の強調)とテーマ(一括配色)を区別、フィルターは視覚/ページ/レポート/ドリルスルーの適用範囲、ビジュアル計算は表示グリッドに DAX を適用する図。
目的に合った可視化

3.1.4この節のまとめ

  • ビジュアルは目的別(棒=比較/折れ線=傾向/散布図=相関/カード=KPI)
  • 条件付き書式=値依存の強調・テーマ=一括配色・フィルターは適用範囲で使い分け
  • ビジュアル計算は表示グリッドにDAX・モデルメジャーを増やさない

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 月ごとの売上の傾向(時系列の上昇/下降)を最も分かりやすく示したい。最適なビジュアルはどれですか?

Q2. 広告費と売上という2つの数値変数の相関を見たい。最適なビジュアルはどれですか?

Q3. 利益率が閾値を下回るセルだけ背景を赤くして強調したい。最適な機能はどれですか?

Q4. あるフィルターをレポートの全ページに同時に効かせたい。最適なフィルターの適用範囲はどれですか?

Q5. テーブルビジュアルの表示行に対して実行累計を、モデルにメジャーを追加せず計算したい。最適なのはどれですか?

理解度を確認第3章「可視化:レポートの作成」の問題を解く