変更要約: MS-102 第5章を新規作成(ドメイン: Microsoft Purview によるコンプライアンス)。情報保護(sensitive information types の keyword/正規表現・sensitivity labels の分類/暗号化/マーキングとラベルポリシー・Content explorer/Activity explorer)、データ ライフサイクル管理(retention labels アイテム単位・retention label policies 発行/自動適用・retention policies 場所単位の一括保持/削除)、データ損失防止 DLP(Exchange/SharePoint/OneDrive/Teams のワークロード DLP・ポリシーヒント・Endpoint DLP のデバイス制御・DLP アラート/イベント/レポート)。これで MS-102 参考書 全5章13節が完結。
5.3データ損失防止(DLP)
DLP ポリシーを Exchange Online / SharePoint Online / OneDrive / Teams のワークロードに適用して機密情報の共有/送信をブロック、Endpoint DLP によるデバイス制御、DLP アラート/イベント/レポートの確認と対応を理解します。
データ損失防止(DLP) は、機密情報が 組織外へ漏えいするのを防止 します。分類(sensitivity label)や検出(SIT)を条件に、共有/送信のアクションを制御 します。
5.3.1ワークロード DLP
DLP ポリシー は、Exchange Online(メール送信)・SharePoint Online / OneDrive(ファイル共有)・Teams(チャット/チャネル)などの ワークロード に適用します。条件(SIT に一致、機密ラベル付き等)に該当すると、外部共有/送信を ブロックしたり、ポリシー ヒントでユーザーに警告したり、上長への通知や暗号化を行います。誤検知時は 上書き(override) と理由記録を許可する構成も可能です。
5.3.2Endpoint DLP とアラート
Endpoint DLP は、Windows / macOS の デバイス上 での機密データの コピー(USB/リムーバブル メディア)・印刷・クラウドへのアップロード・クリップボード などの操作を制御します(クラウド ワークロードではなく 端末側 の流出防止)。検知結果は DLP アラート/イベント/レポート で確認し、影響範囲を調査して対応(ポリシー調整、教育、例外処理)します。
決め手:「Exchange/SharePoint/OneDrive/Teamsで機密の共有/送信をブロック」=ワークロードDLPポリシー。「ユーザーへの警告」=ポリシーヒント。「デバイス上のコピー/印刷/USB/クリップボード制御」=Endpoint DLP。「検知の確認/対応」=DLPアラート/イベント/レポート。DLP=流出防止、label=分類、retention=保持。
混同に注意:
①DLP(流出防止)とsensitivity label(分類保護)とretention(保持)を取り違えない(DLPはlabel/SITを条件に使う)。
②Endpoint DLP(デバイス上の操作)とワークロードDLP(クラウドの共有/送信)を区別。
③ポリシーヒント(警告)とブロック(遮断)は別アクション。
5.3.3この節のまとめ
- DLPポリシーはExchange/SharePoint/OneDrive/Teamsで機密の共有/送信をブロック/警告
- Endpoint DLPはデバイス上のコピー/印刷/USB/クリップボードを制御
- 検知はDLPアラート/イベント/レポートで確認し対応・DLPはlabel/SITを条件に使う
進捗の記録にはログインが必要です。
理解度チェック
(軽い確認用)Q1. クレジットカード番号を含むメールが外部に送信されるのを Exchange Online でブロックし、送信者に警告を表示したい。最適なのはどれですか?
Q2. 社員が機密ファイルを USB メモリにコピーしたり印刷したりするのを、デバイス上で制御したい。最適なのはどれですか?
Q3. SharePoint Online と OneDrive 上の機密文書が外部ユーザーと共有されるのを防ぎたい。最適なのはどれですか?
Q4. DLP ポリシーが実際にどれだけ機密情報の流出を検知/ブロックしているかを把握し、誤検知を調整したい。最適なのはどれですか?
Q5. 「分類して保護する」「漏えいを防ぐ」「長期保持する」は別機能である。機密情報が外部へ漏えいするのを防ぐのはどれですか?

