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第5章 · 運用・保守·v1.0.0·更新 2026/8/6·読了目安 約14分

変更要約: DP-420 第5章を新規作成し参考書を完結(ドメイン5: 監視(Normalized RU Consumption ホットパーティション検出/ステータスコード 429-449-503-408/サーバー側遅延/Azure Monitor アラート/リソースログ 診断設定→Log Analytics/パーティション間監視)、バックアップと復元(定期 vs 継続/PITR/復元ポイント/新アカウントへ復元)、セキュリティ・データ移動・DevOps(サービス管理 vs CMK Key Vault/Private Endpoint・IP・VNet/コントロールプレーン Azure RBAC・データプレーン Entra ID RBAC/Always Encrypted/CORS/データ移動 ADF・Spark・Kafka・Stream Analytics・IoT Hub/DevOps 宣言的 ARM・命令的 PowerShell-CLI 標準⇔オートスケール・フェイルオーバー))。

5.3セキュリティ・データ移動・DevOps

この節の要点

サービス管理 vs カスタマー管理キー(CMK)、ネットワークアクセス制御、コントロールプレーン RBAC とデータプレーン Entra ID、Key Vault、Always Encrypted、データ移動(ADF/Spark/Kafka/Stream Analytics)、ARM テンプレートと PowerShell/CLI による DevOps を理解します。

本番運用では、暗号化・ネットワーク・アクセス制御のセキュリティ、データの出し入れ、そして再現可能なデプロイ(DevOps)を設計します。

5.3.1暗号化・ネットワーク・アクセス制御

保存データは既定で サービス管理キー で暗号化されるが、鍵を自分で管理したい要件では カスタマー管理キー(CMK)Azure Key Vault で構成する。ネットワークは Private EndpointIP ファイアウォールVNet サービスエンドポイント でアクセスを限定する。アクセス制御は 2 面=コントロールプレーン(アカウント/構成の管理)は Azure RBACデータプレーン(項目の読み書き)は Microsoft Entra ID ベースの RBAC で、できればアカウントキーよりトークン認証を使う。アカウントキーは Key Vault で安全に管理し、機微な特定フィールドは Always Encrypted でクライアント側暗号化する。CORS でブラウザからのアクセス元を制御する。

5.3.2データ移動と DevOps

データ移動は用途で選ぶ=大量移行は SDK のバルク操作Azure Data Factory/Synapse パイプライン、ストリーミング取り込みは Apache Kafka コネクタAzure Stream Analytics、Spark 分析は Cosmos DB Spark コネクタ、IoT は Azure IoT Hub のカスタムエンドポイントDevOps では 宣言的(ARM テンプレート/Bicep) でリソースとインデックスポリシーを再現可能にプロビジョニング/維持し、命令的(PowerShell/Azure CLI)標準⇔オートスケールの移行リージョンフェイルオーバーの起動 など運用操作を行う。本番のインデックスポリシーは ARM テンプレートで管理しドリフトを防ぐ。

試験ポイント

決め手:「自分で鍵管理」=CMK(Key Vault)。「アカウント/構成の管理権限」=コントロールプレーン Azure RBAC、「項目の読み書き権限」=データプレーン Entra ID RBAC。「プライベート接続」=Private Endpoint。「特定フィールドをクライアント暗号化」=Always Encrypted。「再現可能なプロビジョニング/インデックスポリシー維持」=ARM テンプレート(宣言的)、「標準⇔オートスケール移行/フェイルオーバー起動」=PowerShell/CLI(命令的)。

注意

混同に注意:
①コントロールプレーン RBAC(管理操作)とデータプレーン Entra ID RBAC(データ読み書き)を取り違えない。
②CMK は Key Vault の鍵ローテーション/アクセスに依存=鍵を消すとデータ復号不可。
③Always Encrypted(特定フィールドのクライアント側暗号化)と保存時暗号化(CMK)は別レイヤ。
④宣言的(ARM)と命令的(CLI)を用途で使い分ける。

暗号化(サービス管理キー vs CMK in Key Vault/Always Encrypted=特定フィールドのクライアント側)、ネットワーク(Private Endpoint)、アクセス(コントロールプレーン Azure RBAC vs データプレーン Entra ID RBAC)、データ移動(ADF/Spark/Kafka/Stream Analytics/IoT Hub)、DevOps(宣言的 ARM/命令的 CLI)を示す図。
守って動かして再現

5.3.3この節のまとめ

  • 暗号化=既定サービス管理キー/要件で CMK(Key Vault)、機微フィールドは Always Encrypted、ネットワークは Private Endpoint
  • アクセス制御=コントロールプレーン Azure RBAC(管理) / データプレーン Entra ID RBAC(読み書き)
  • データ移動=ADF/Spark/Kafka/Stream Analytics、DevOps=宣言的 ARM(再現/インデックス維持)+命令的 CLI(移行/フェイルオーバー)

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 保存データの暗号化キーを自分で管理し、ローテーションや取り消しを制御したい。最適なのはどれですか?

Q2. アプリが Cosmos DB の項目を読み書きする権限を、アカウントキーではなく ID ベースで付与したい。最適なのはどれですか?

Q3. Cosmos DB アカウントへのネットワークアクセスをプライベートに限定したい。最適なのはどれですか?

Q4. 本番のリソースとインデックスポリシーを宣言的に再現可能にプロビジョニング/維持したい。最適なのはどれですか?

Q5. 標準スループットとオートスケールの間を移行したり、リージョンフェイルオーバーを起動したい(命令的な運用操作)。最適なのはどれですか?

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