変更要約: Professional Cloud Security Engineer 第3章を新規作成(ドメイン3「データ保護」: Sensitive Data Protection(PII 発見/秘匿/仮名化/形式保持暗号化)・BigQuery/Cloud Storage/Cloud SQL のアクセス制限・Secret Manager・インスタンスメタデータ保護、既定暗号化/CMEK/Cloud EKM・ソフト/ハード鍵(Cloud HSM)・鍵ローテーション/失効/インポート・オブジェクトライフサイクル・Confidential Computing、AI/ML セキュリティ・IaaS/PaaS 学習モデル・Vertex AI のセキュリティ制御(VPC Service Controls/PSC/CMEK))。
3.2暗号化と AI ワークロードの保護
Google 既定の暗号化・顧客管理鍵(CMEK)・Cloud External Key Manager(EKM)のユースケース、ソフトウェア鍵とハードウェア鍵の選択、CMEK/EKM の鍵作成/管理(ローテーション/失効/インポート)、用途別の暗号化方式、Cloud Storage のオブジェクトライフサイクル、Confidential Computing、AI/ML システムのセキュリティ/プライバシー制御と Vertex AI のセキュリティを理解します。
暗号化は「鍵を誰が管理するか」で選びます。既定→CMEK→EKM と鍵主権を高め、用途に応じて使い分けます。AI ワークロードも保護対象です。
3.2.1保存時/転送時/使用中の暗号化
Google Cloud は 既定の暗号化 で保存データを常に暗号化します。鍵を顧客が管理したいなら CMEK(Cloud KMS で顧客管理鍵)、外部の鍵管理基盤に鍵を保持し主権をさらに高めるなら Cloud External Key Manager(Cloud EKM)を使います。鍵は ソフトウェア鍵 と、FIPS 準拠の耐タンパ ハードウェア鍵(HSM)から要件で選び、ローテーション・失効・インポート(BYOK)を管理します。使用中(メモリ上)のデータ保護は Confidential Computing(暗号化された VM/ノードで処理)で行います。Cloud Storage は オブジェクトライフサイクル で保持/削除を自動化します。「外部に鍵を置き主権最大化=Cloud EKM」「メモリ上のデータも保護=Confidential Computing」を結びます。
3.2.2AI ワークロードのセキュリティ
AI/ML システムは、学習データやモデルの 意図しない悪用(データ/モデルの窃取・汚染)から守ります。IaaS ホスト と PaaS ホスト の学習モデルでセキュリティ要件が異なる点を見極め、Vertex AI では IAM・VPC Service Controls・CMEK・プライベート接続(PSC)・データ秘匿(SDP)を組み合わせてセキュリティ/プライバシー制御を実装します。「学習データ/モデルの保護=SDP+VPC Service Controls+CMEK」「Vertex AI を境界内で運用=VPC Service Controls/PSC」を押さえます。
「要件 → 手段」が頻出。例:「鍵を自社で管理」=CMEK(Cloud KMS)、「鍵を外部基盤に保持し主権を最大化」=Cloud EKM、「FIPS 準拠の耐タンパ鍵」=Cloud HSM(ハードウェア鍵)、「処理中(メモリ上)のデータも暗号化」=Confidential Computing、「Cloud Storage の保持/削除を自動化」=オブジェクトライフサイクル、「Vertex AI を境界内に閉じる」=VPC Service Controls/PSC。
混同に注意:
①CMEK(Cloud KMS で顧客管理)と Cloud EKM(外部基盤に鍵を保持)は主権レベルが別。
②保存時/転送時の暗号化と使用中(メモリ)の保護(Confidential Computing)は別の保護面。
③鍵の 失効 は暗号文を実質アクセス不能にする=影響を理解して運用する。
3.2.3この節のまとめ
- 鍵管理=既定→CMEK(Cloud KMS)→Cloud EKM(外部・主権最大)、ソフト/ハード鍵を要件で選ぶ
- 使用中のデータ保護=Confidential Computing、Cloud Storage はオブジェクトライフサイクルで自動管理
- AI ワークロード=SDP+VPC Service Controls+CMEK+PSC、Vertex AI を境界内で運用
進捗の記録にはログインが必要です。
理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 保存データの暗号鍵を、Cloud KMS で顧客が自ら作成・ローテーション・管理したい。最適なのはどれですか?
Q2. 規制要件で、暗号鍵を Google の外部(自社/サードパーティの鍵管理基盤)に保持し主権を最大化したい。最適なのはどれですか?
Q3. 処理中(メモリ上)のデータも暗号化して、ホストや他テナントから保護したい。最適なのはどれですか?
Q4. FIPS 140-2 Level 3 準拠の耐タンパなハードウェアで暗号鍵を保護したい。最適なのはどれですか?
Q5. Vertex AI で学習データやモデルを、データ持ち出しやプライベート性の観点で保護したい。最も適切な組み合わせはどれですか?

