変更要約: Professional Cloud Architect 第6章を新規作成(ドメイン4「分析と最適化」: コスト最適化とビジネス整合=請求/予算アラート(通知のみ)/CUD/スポット/Active Assist/ライフサイクル/ラベル配賦/KPI 整合、技術プロセス最適化=SRE(SLI/SLO/エラーバジェット)/CI/CD(Cloud Build/Cloud Deploy)/デプロイ戦略(カナリア/ブルーグリーン/ロールバック)/インシデント対応/ポストモーテム)。
6.2技術プロセスの最適化(SRE・CI/CD・変更管理)
サイト信頼性エンジニアリング(SLI/SLO/エラーバジェット)の運用、CI/CD による安全なデリバリーとデプロイ戦略(カナリア・ブルー/グリーン・ロールバック)、インシデント対応と事後分析(ポストモーテム)、そしてチーム間の連携と意思決定の最適化を理解します。
優れたアーキテクチャは、優れたプロセスで運用されて初めて価値を出します。信頼性と変更速度のバランスを、SRE と CI/CD の実践で取ります。
6.2.1SRE と信頼性の運用
サイト信頼性エンジニアリング(SRE)は、信頼性を測定可能な目標で管理します:ユーザー体験を測る SLI(指標)、その目標値 SLO、許容される逸脱量 エラーバジェット。エラーバジェットが残っていれば積極的に変更し、尽きそうなら変更を抑えて安定を優先します。これにより「速度」と「信頼性」のトレードオフを定量的に判断できます。「ユーザー視点の目標=SLO」「逸脱の許容量=エラーバジェット」を押さえます。
6.2.2CI/CD とデプロイ戦略
安全なデリバリーは CI/CD(Cloud Build でビルド/テスト、Cloud Deploy でリリース)で自動化します。リスクを抑えるデプロイ戦略には、一部の利用者にだけ先行公開する カナリア、新旧環境を切り替える ブルー/グリーン、問題時に即戻す ロールバックがあります。障害が起きたら インシデント対応で影響を抑え、後で ポストモーテム(非難しない事後分析)で再発を防ぎます。「段階公開=カナリア」「即時切り戻し=ロールバック」「再発防止=ポストモーテム」と結びます。
「要件 → 手段」が頻出。例:「信頼性を定量管理し変更速度と両立」=SLO/エラーバジェット、「一部利用者で先行検証」=カナリア、「新旧を瞬時に切替」=ブルー/グリーン、「問題時に即戻す」=ロールバック、「ビルド/テスト自動化」=Cloud Build、「再発防止の事後分析」=ポストモーテム(非難しない)。
混同に注意:
①SLI(指標)/SLO(目標)/SLA(契約)を取り違えない。
②カナリアとブルー/グリーンは目的が違う(段階公開か瞬時切替か)。
③ポストモーテムは非難ではなく仕組みの改善が目的。
アーキテクトが設計で扱う関連サービスも押さえます。API 管理は Apigee(公開/認証/レート制限/分析)、社内アプリへの安全な公開は Identity-Aware Proxy(VPN なしの ID ベースアクセス)、マネージドサービスへのプライベート到達は Private Service Connect、ワークロードの Google Cloud への移行評価は Migration Center が担います。AI 活用では基盤モデルのカタログ Model Garden・マルチモーダルモデル Gemini・エージェント構築の Vertex AI Agent Builder、運用では認証済みの Cloud Shell を使います。
6.2.3この節のまとめ
- SRE=SLI/SLO/エラーバジェットで信頼性と変更速度のトレードオフを定量管理
- CI/CD(Cloud Build/Cloud Deploy)+デプロイ戦略(カナリア/ブルーグリーン/ロールバック)
- インシデント対応で影響を抑え、非難しないポストモーテムで再発防止
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 信頼性を定量的に管理し、変更速度とのバランスを取りたい。使う考え方はどれですか?
Q2. 新バージョンを一部の利用者にだけ先行公開して様子を見たい。最も適したデプロイ戦略はどれですか?
Q3. 問題が起きたデプロイを素早く以前の状態に戻したい。最も適した手段はどれですか?
Q4. ビルドとテストを自動化する CI のサービスはどれですか?
Q5. 障害の再発を防ぐための事後分析の最も適切な進め方はどれですか?
Q6. SLI・SLO・SLA の違いとして正しいものはどれですか?

