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第5章 · セキュリティとコンプライアンスの設計·v1.0.0·更新 2026/6/16·読了目安 約16分

変更要約: Professional Cloud Architect 第5章を新規作成(ドメイン3「セキュリティとコンプライアンス」: IAM/最小権限/組織統制=基本ロール回避/事前定義・カスタム/グループ・サービスアカウント/Workload Identity Federation・組織ポリシー/ガードレール、データ保護とコンプライアンス=GMEK/CMEK/CSEK/Cloud KMS/Cloud EKM・Sensitive Data Protection/Cloud DLP・データ所在地・Assured Workloads/Cloud Audit Logs/VPC Service Controls)。

5.1IAM・最小権限と組織の統制

この節の要点

IAM による最小権限の設計(基本ロール回避・事前定義/カスタムロール)、サービスアカウントと Workload Identity Federation、組織ポリシーによる制約の強制、そしてリソース階層に沿った権限継承とガードレールの設計を理解します。

セキュリティの出発点は 「誰が何にアクセスできるか」の統制です。Architect は IAM組織ポリシーで、最小権限と一貫したガードレールを設計します。

5.1.1IAM と最小権限

IAM は「誰(メンバー)に・どのロール(権限)を・どのリソースで」許可するかを定めます。広範すぎる 基本ロール(オーナー/編集者/閲覧者)は避け、用途に合う 事前定義ロールや、必要な権限だけを集めた カスタムロール最小権限 で付与します。権限は グループ単位で与えると管理しやすくなります。アプリやワークロードには サービスアカウントを使い、外部 ID からは鍵を配らず Workload Identity Federation で安全に連携します。「人もアプリも最小権限」「鍵配布を避ける=Workload Identity Federation」を押さえます。

5.1.2組織ポリシーとガードレール

組織ポリシーは、リソース階層に沿って制約を強制します(例:特定リージョン以外でのリソース作成を禁止、外部 IP の付与を禁止)。これは IAM の「許可」とは別の「ガードレール(やってはいけないことの強制)」です。組織→フォルダ→プロジェクトの階層で継承され、全社一貫のルールを上位でまとめて効かせられます。「全社一貫の制約=組織ポリシー(継承)」「許可は IAM、禁止/制約は組織ポリシー」と結びます。

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