変更要約: Professional Cloud Architect 第2章を新規作成(ドメイン1「設計と計画」後半: HA/スケーラビリティ/DR=ゾーン/リージョン/マルチリージョン・MIG/オートスケール・ロードバランサー・RTO/RPO・バックアップ/ウォーム/ホットスタンバイ、移行とハイブリッド=リフト&シフト/改善移行/リファクタ・Migrate to VMs/DMS/Storage Transfer/Transfer Appliance・Cloud VPN/Interconnect・段階移行)。
2.1高可用性・スケーラビリティ・災害復旧の設計
ゾーン/リージョン/マルチリージョンの可用性レベル、マネージドインスタンスグループ(MIG)やオートスケーリングによる弾力性、ロードバランサーによるトラフィック分散、そして RTO/RPO に基づく災害復旧戦略(バックアップ&リストア・ウォーム/ホットスタンバイ)の設計を理解します。
本番システムは落ちないことと負荷に応じて伸び縮みすることが要です。アーキテクトは可用性・スケーラビリティ・災害復旧を、要件(とコスト)に合わせて設計します。
2.1.1可用性とスケーラビリティ
可用性は配置の広がりで決まります:単一 ゾーン(弱い)→ 複数ゾーンの リージョン(ゾーン障害に耐える)→ マルチリージョン(地域障害に耐える・最高)。弾力性は マネージドインスタンスグループ(MIG) と オートスケーリング で実現し、需要に応じて VM を自動増減+自己修復します。受信トラフィックは ロードバランサー で分散し(グローバル/リージョン、L7/L4)、健全なバックエンドへ振り分けます。「ゾーン障害に耐える=リージョン(複数ゾーン)」「地域障害に耐える=マルチリージョン」と結びます。
2.1.2災害復旧(RTO/RPO)
災害復旧(DR)は二つの目標で設計します:RTO(目標復旧時間=どれだけ早く戻すか)と RPO(目標復旧時点=どれだけのデータ損失を許すか)。RTO/RPO が緩ければ安価な バックアップ&リストア、厳しければ ウォームスタンバイ(縮小構成を待機)や ホットスタンバイ(フル稼働の冗長)を選びます。コストは厳しい目標ほど高くなります。「RTO/RPO が短いほど高コストな構成」と結びます。
「要件 → 構成」が頻出。例:「ゾーン障害に耐える」=リージョン構成(複数ゾーン)、「地域障害に耐える」=マルチリージョン、「負荷に応じ自動増減」=MIG+オートスケール、「グローバルに低遅延配信」=グローバル外部 LB、「数分以内に復旧」=ウォーム/ホットスタンバイ、「多少の損失と時間は許容」=バックアップ&リストア。
混同に注意:
①RTO(時間)と RPO(データ損失量)を取り違えない。
②可用性は配置の広がりで決まる(単一ゾーンは地域障害に弱い)。
③厳しい RTO/RPO ほどコストが上がる=要件に見合う構成を選ぶ。
2.1.3この節のまとめ
- 可用性=ゾーン<リージョン(複数ゾーン)<マルチリージョン。弾力性は MIG+オートスケール
- ロードバランサーで健全なバックエンドへ分散(グローバル/リージョン・L7/L4)
- DR は RTO(時間)/RPO(損失)で設計し、厳しいほどウォーム/ホットスタンバイ(高コスト)
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. 単一ゾーンの障害に耐えられるようにしたい。最も適した配置はどれですか?
Q2. 需要に応じて VM を自動的に増減し、障害時に自己修復したい。使うのはどれですか?
Q3. 地域全体の障害にも耐える最高レベルの可用性が必要です。最も適した配置はどれですか?
Q4. RTO と RPO の違いとして正しいものはどれですか?
Q5. 多少の復旧時間とデータ損失を許容でき、コストを抑えたい DR 戦略はどれですか?
Q6. 数分以内の復旧が求められる厳しい RTO に最も適した DR 戦略はどれですか?

