変更要約: AZ-140 第5章を新規作成し参考書を完結(ドメイン4: 監視(Azure Monitor + Log Analytics・AVD Insights ワークブック・容量/性能最適化・自動スケール スケーリングプラン・アクティブセッション監視)、更新・バックアップ・DR(新イメージ版でのドレイン+再作成・Azure Update Manager・Azure Backup での FSLogix プロファイル/個人デスクトップ/イメージ時点復元・マルチリージョン DR・プール型ステートレス))。
5.1監視と自動スケール
AVD のログ収集と分析、Azure Monitor、AVD Insights のワークブックカスタマイズ、容量/性能の最適化、ホストプールの自動スケール、アクティブセッションとアプリケーショングループの監視を理解します。
運用フェーズでは、環境の健全性を可視化し、需要に応じて容量を増減してコストと体感を両立させます。可視化と自動化が柱です。
5.1.1Azure Monitor と AVD Insights
セッションホストとサービスの ログ/メトリクス を Log Analytics ワークスペース に集約し、Azure Monitor で分析・アラートします。AVD Insights(Azure Monitor 上のブック)は、接続性能・ホスト使用率・ユーザーの接続失敗などを ワークブック で可視化し、カスタマイズできます。「AVD 専用の運用ダッシュボードで接続/使用率を一望」=AVD Insights、「汎用のメトリクス/ログ分析/アラート基盤」=Azure Monitor、と捉えます。これらで 容量/性能のボトルネック(CPU/メモリ/プロファイルストレージ/ログオン時間)を特定し最適化します。
5.1.2自動スケール(autoscaling)
自動スケール(autoscaling) は スケーリングプラン に基づき、時間帯(ランプアップ/ピーク/ランプダウン/オフピーク)や負荷に応じて セッションホストを自動で起動/停止 し、容量とコストを最適化します(停止で課金を抑える)。これは「ユーザーが接続した時だけ 1 台を起動する」Start VM on Connect とは別物で、自動スケールは 需要予測に基づく群全体の増減 を担います。プール型ホストプールで負荷分散(breadth/depth)と組み合わせて運用します。
決め手:「AVD 専用ダッシュボードで接続/使用率を可視化」=AVD Insights(ワークブック)。「汎用のログ/メトリクス/アラート」=Azure Monitor + Log Analytics。「時間帯/負荷で群を自動増減」=自動スケール(スケーリングプラン)。「接続時に 1 台起動」=Start VM on Connect。
混同に注意:
①自動スケール(群全体の需要ベース増減)と Start VM on Connect(接続時の単発起動)を取り違えない。
②AVD Insights は Azure Monitor 上のブックで、Log Analytics へのデータ送信構成が前提。
③容量最適化はメトリクスに基づく=勘でホスト数を増やさない。
5.1.3この節のまとめ
- Azure Monitor + Log Analytics でログ/メトリクス/アラート、AVD Insights ワークブックで AVD 専用可視化
- 自動スケール=スケーリングプランで時間帯/負荷に応じ群を自動起動/停止(コスト最適化)
- 自動スケール(群の需要ベース)と Start VM on Connect(接続時の単発起動)は別機能
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理解度チェック
(軽い確認用)Q1. AVD 環境の接続性能・ホスト使用率・接続失敗を AVD 専用のダッシュボードで可視化したい。最適なのはどれですか?
Q2. 時間帯(ピーク/オフピーク)や負荷に応じてセッションホスト群を自動で起動/停止し、コストを最適化したい。最適なのはどれですか?
Q3. セッションホストのログとメトリクスを集約し、汎用的に分析・アラートする基盤はどれですか?
Q4. 自動スケールと Start VM on Connect の違いとして正しいのはどれですか?
Q5. セッションホストの容量/性能のボトルネックを特定して最適化する際の正しい進め方はどれですか?

