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第2章 · ホストプール・セッションホスト・イメージ·v1.0.0·更新 2026/6/28·読了目安 約14分

変更要約: AZ-140 第2章を新規作成(ドメイン1後半: ホストプールアーキテクチャ(プール型/個人型・breadth/depth 負荷分散・Windows Enterprise multi-session・RDS CAL/Windows アクセス資格・リソース編成・VM 容量設計)、実装(Azure portal ウィザード・登録トークン・PowerShell/Azure CLI/ARM テンプレート/Bicep IaC・検証環境フラグ)、セッションホストイメージ(手動/Sysprep・Azure VM Image Builder・Azure Compute Gallery のバージョン管理/レプリケーション・更新ライフサイクル/再作成))。

2.1ホストプールのアーキテクチャ計画

この節の要点

ホストプール(プール型/個人型)と負荷分散アルゴリズム、セッションホストの OS とライセンスモデル、リソースグループ/サブスクリプション/管理グループの編成、性能/VM 容量要件の設計を理解します。

ホストプール は、同一構成のセッションホスト(VM)の集合です。設計の最初の分岐は「複数ユーザーが共有するか、1 人専用か」=プール型か個人型かです。

2.1.1プール型と個人型・負荷分散

プール型(pooled) は複数ユーザーが同じセッションホスト群を共有し(マルチセッション・コスト効率)、個人型(personal) は 1 ユーザーに 1 ホストを固定割当します(状態を保持・専用用途)。プール型の 負荷分散幅優先(breadth-first)=新規セッションを全ホストに分散し体感を均す、または 深さ優先(depth-first)=1 ホストを上限まで埋めてからコストを抑える、を選びます。「全員に均一な体感」なら breadth、「VM 数とコストを抑える」なら depth が定石です。

2.1.2OS・ライセンス・リソース編成

マルチセッションには Windows 11/10 Enterprise multi-session、単一セッションや特定要件には Windows Enterprise や Windows Server を選びます。ライセンスは「対象ユーザーが Windows クライアントアクセスの資格(M365/Windows E3/E5 等)を持つか」、Windows Server なら RDS CAL が要ります。リソースは リソースグループ/サブスクリプション/管理グループ で環境(本番/検証)や課金・委任の境界に沿って編成します。VM 容量は「ユーザーあたりの vCPU/メモリ × 同時接続数」で見積もります。

試験ポイント

決め手:「複数ユーザーで共有・コスト効率」=プール型(マルチセッション)。「1 ユーザー専用・状態保持」=個人型。「全員に均一な体感」=breadth-first、「VM 数とコスト抑制」=depth-first。Windows Server には RDS CAL、クライアント OS は Windows クライアントアクセス資格。

注意

混同に注意:
①プール型(共有・マルチセッション)と個人型(専用)を取り違えない。
②breadth-first(分散・体感均一)と depth-first(集約・コスト抑制)は目的が逆。
③マルチセッションは Windows Enterprise multi-session が必要=通常の Windows クライアント単一セッションと区別。

プール型(共有/マルチセッション/コスト効率)と個人型(1 ユーザー専用/状態保持)、負荷分散 breadth-first(分散・体感均一)/depth-first(集約・コスト)、OS は Windows Enterprise multi-session、ライセンス(Windows アクセス資格/Server は RDS CAL)を示す図。
共有か専用か

2.1.3この節のまとめ

  • プール型=共有/マルチセッション/コスト効率、個人型=1 ユーザー専用/状態保持
  • 負荷分散=breadth-first(分散・体感均一) / depth-first(集約・コスト抑制)
  • マルチセッションは Windows Enterprise multi-session。Server は RDS CAL、クライアントは Windows アクセス資格

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 複数ユーザーがセッションホストを共有し、VM 数を抑えてコスト効率よく運用したい。最適なホストプール種別はどれですか?

Q2. 各ユーザーに固定の専用デスクトップを割り当て、再起動後も状態を保ちたい。最適なホストプール種別はどれですか?

Q3. 新規セッションを全セッションホストに均等に分散し、各ユーザーの体感を均一にしたい。最適な負荷分散はどれですか?

Q4. 稼働 VM 数を最小化しコストを抑えたい。1 ホストを上限まで埋めてから次へ回す負荷分散はどれですか?

Q5. Windows Server をセッションホストに使う場合に必要なライセンスとして正しいのはどれですか?

理解度を確認第2章「ホストプール・セッションホスト・イメージ」の問題を解く