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第1章 · Azure AI ソリューションの計画と管理·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約9分

変更要約: AI-102 第1章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

1.3AI ソリューションの保護・監視・デプロイ

この節の要点

AI リソースの保護(キー管理・ネットワーク制限・Entra/マネージド ID)、監視(メトリック・診断ログ・コスト)、コンテナ でのオンプレ/エッジ実行といった運用面を理解します。

AI ソリューションも他の Azure リソース同様、安全に保護し・監視し・適切にデプロイする必要があります。AI-102 では運用面も問われます。

1.3.1保護・監視・デプロイ

AI リソースの運用を3領域で示し、保護(キーを Key Vault で管理・ネットワーク制限/プライベートエンドポイント・Entra/マネージド ID)、監視(メトリック・診断ログを Log Analytics へ・コストとレート制限の管理)、デプロイ(クラウドの API・またはコンテナでオンプレ/エッジ実行)を並べた図。
AI ソリューションの運用
  • 保護:キーは Key Vault で管理、ネットワーク制限/プライベートエンドポイント、可能なら Entra/マネージド ID
  • 監視メトリック・診断ログ(Log Analytics)でリクエストやエラー、レイテンシ、コストを把握する。
  • コンテナ:一部の AI サービスはコンテナとしてオンプレ/エッジで実行できる(データ持ち出し制限などに有効)。
  • コスト/レート制限:価格レベル(tier)でスループットとコストが変わる。スロットリングに注意。
試験ポイント

「キーは Key Vault・ネットワーク制限・Entra/マネージド ID=AI リソースの保護」「メトリック/診断ログで監視=Azure Monitor + Log Analytics」「データを持ち出せない/エッジで動かす=コンテナ実行」「価格レベルでスループット/コストが変わる」 は AI-102 で頻出です。

補足

AI サービスをコンテナで実行する場合でも、課金や利用状況の計測のため Azure への接続が必要なことがあります。要件を確認しましょう。

保護では、AI リソースの キー認証を無効化して Entra ID のみにする、ネットワーク制限(選択した VNet/IP のみ許可)や プライベートエンドポイントで公開アクセスを断つ、シークレットは Key Vault+マネージド ID で扱う、が定石です。監視は Azure Monitor のメトリック(呼び出し数・遅延・エラー率・スロットリング)と 診断設定で Log Analytics に送る監査/リクエストログを KQL で分析し、コストは Cost Management とレベル設計で抑えます。デプロイ形態は 3 つ:
①クラウドの マネージド API(最も簡単)、
②一部サービスを コンテナ(Docker)でオンプレ/エッジ実行(データ所在やオフライン要件向け。ただし課金計測のため定期的な Azure 接続が必要)、
③Azure OpenAI などの モデルデプロイ(デプロイ名・TPM/PTU でスループット管理)。生成 AI では 従量(PAYG)プロビジョニング済みスループット(PTU) を要件で選びます。429 が出たらバックオフ再試行・レベル/クォータ引き上げ・複数リージョン分散で対応します。これらは AZ-500 のセキュリティ運用とも重なりますが、AI-102 ではAI リソース固有の鍵/エンドポイント/クォータ運用が問われます。

デプロイ形態場所向く要件
マネージド APIAzure クラウド最も簡単・スケール自動
コンテナオンプレ / エッジデータ所在・オフライン(要定期接続)
モデルデプロイAzure OpenAI / Foundry生成 AI・TPM/PTU で制御
補足

シナリオ: 医療データを外部に出せず、AI でのテキスト分析をオンプレで動かしたい。→ 対応する Azure AI サービスをコンテナとしてオンプレにデプロイし、データを外に出さずに処理します。課金計測のため Azure への定期接続を確保し、キーは Key Vault、アクセスはマネージド ID で保護します。

補足

FAQ: Q. コンテナ実行なら完全オフラインで使えますか? → A. データ処理はローカルですが、多くの場合課金計測のため定期的に Azure へ接続が必要です。Q. 生成 AI のスループットを安定させたい時は? → A. 従量(PAYG)ではなくプロビジョニング済みスループット(PTU)を選び、デプロイ単位でキャパシティを確保します。

注意

ひっかけ: 「コンテナで動かせば Azure 接続は一切不要」は誤りです。データ処理はローカルでも、課金/利用計測のため定期的な接続が必要なことが多い。また「監視はメトリックだけで十分」も誤り(リクエスト/監査ログは診断設定で Log Analytics に送って初めて詳細分析できる)。

1.3.2この節のまとめ

  • 保護=Key Vault・ネットワーク制限・Entra/マネージド ID
  • 監視=メトリック/診断ログ、デプロイ=クラウド API またはコンテナ

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. AI サービスの API キーを安全に保管・ローテーションするために使うべき Azure のサービスはどれですか?

Q2. データを Azure 外に持ち出せない要件で、AI サービスをオンプレミスやエッジで実行したい。どの方法を使いますか?

Q3. AI サービスのリクエスト数・エラー・レイテンシ・コストを把握したい。何を使いますか?

理解度を確認第1章「Azure AI ソリューションの計画と管理」の問題を解く