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第1章 · Azure AI ソリューションの計画と管理·v2.0.0·更新 2026/6/3·読了目安 約10分

変更要約: AI-102 第1章を深掘り(図ja化・比較表/シナリオ/FAQ/ひっかけ/深掘り段落を全節に追加)

1.1Azure AI サービスとリソースの作成

この節の要点

AI ソリューションの土台となる Azure AI services(旧 Cognitive Services)の全体像、リソースの作成、エンドポイントキー による利用方法を理解します。AI-102 の「Azure AI ソリューションの計画と管理」の出発点です。

Azure では、視覚・言語・音声・意思決定などの AI 機能をAPI として提供するのが Azure AI services です。学習済みモデルを呼ぶだけで高度な AI を利用できます。

1.1.1AI サービスの利用方法

アプリが Azure AI services のリソース(マルチサービスまたは単一サービス)へ、エンドポイント URL とキー(またはマネージド ID/Entra 認証)を使って REST/SDK でリクエストし、学習済みモデル(Vision・Language・Speech・OpenAI など)が結果を返す構成を示し、リージョン固有のエンドポイントである旨を添えた図。
Azure AI サービスの利用
  • Azure AI services:視覚・言語・音声・OpenAI などの学習済み AI を API 提供する(旧 Cognitive Services)。
  • マルチサービス vs 単一サービス:複数機能を 1 リソースで使うマルチサービスと、機能ごとの単一サービスリソースがある。
  • エンドポイント:呼び出し先の URL。リージョン固有で、リソース作成時に決まる。
  • キー / 認証:API キー(2 つ・ローテーション可)または Entra ID / マネージド ID で認証する。
試験ポイント

「学習済み AI を API 提供=Azure AI services」「呼び出し先 URL=エンドポイント(リージョン固有)」「認証=キー(2 つ・ローテーション)または Entra/マネージド ID」「複数機能を 1 つで=マルチサービスリソース」 は AI-102 で頻出です。キーはコードに直書きせず Key Vault 等で管理します。

補足

Cognitive Services は Azure AI services に名称変更されました。試験・資料で両方の名称が出ることがありますが同じものです。

リソースは用途で使い分けます。マルチサービスリソース(Azure AI services)は 1 つのキー/エンドポイントで複数機能をまとめて課金・管理でき、単一サービスリソース(例:Computer Vision だけ)は機能ごとに分離して無料枠(F0)を個別に使えます。生成 AI を統合管理する Azure AI Foundry(旧 Azure AI Studio) では、プロジェクト単位でモデル・データ・評価・デプロイをまとめて扱います。認証は キー認証より Microsoft Entra ID(マネージド ID) が推奨で、Cognitive Services User などの RBAC ロールで最小権限を与えます。エンドポイントには カスタムサブドメイン(例 myair.cognitiveservices.azure.com)が必要なケース(トークン認証やネットワーク制限)があり、リージョンはデータ所在やモデルの提供状況で選びます。料金は 価格レベル(tier)=F0(無料・低スループット)と S0 など(従量)で決まり、超過すると HTTP 429(スロットリング) が返るため、リトライ(指数バックオフ)やレベル引き上げで対応します。キーは 2 つ提供され、無停止で順次ローテーションできます。

観点マルチサービス単一サービス
機能複数を 1 リソースで1 機能ごとに分離
キー/エンドポイント共通(1 セット)機能ごとに別
無料枠(F0)まとめて 1 つ機能ごとに利用可
向く場面多機能を一括管理単機能・コスト分離
補足

シナリオ: 複数の AI 機能(Vision・Language・Speech)を 1 つのアプリで使い、課金とアクセス管理を一本化したい。→ マルチサービスの Azure AI services リソースを 1 つ作り、Entra ID(マネージド ID)+Cognitive Services User ロールでアクセス。キーは Key Vault に置き、必要ならカスタムサブドメインとプライベートエンドポイントで公開アクセスを絞ります。

補足

FAQ: Q. キー認証と Entra ID 認証、どちらを使う? → A. 本番は Entra ID(マネージド ID)+RBAC が推奨。キーは Key Vault 管理+ローテーション前提で、直書きは避けます。Q. 429 が返るのは? → A. 価格レベルのレート上限超過(スロットリング)。指数バックオフで再試行するか、上位レベルにします。

注意

ひっかけ: 「エンドポイントはどのリージョンからでも同じ URL」は誤りです。エンドポイントはリージョン固有で、リソース作成時に決まります。また「キーは 1 つだけ」も誤り(2 つ提供され、無停止ローテーションのため)。

1.1.2この節のまとめ

  • Azure AI services=学習済み AI の API(マルチ/単一サービス)
  • 利用=エンドポイント+キー/Entra 認証

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. 視覚・言語・音声などの学習済み AI 機能を API として提供する Azure のサービス群はどれですか?

Q2. Azure AI サービスのリソースを呼び出すために必要な、リージョン固有の URL を何と呼びますか?

Q3. AI サービスへのアクセスをキーに頼らず、資格情報をコードに持たない方法はどれですか?

理解度を確認第1章「Azure AI ソリューションの計画と管理」の問題を解く