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第1章 · Microsoft 365 サービスのコア機能とオブジェクト·v1.1.0·更新 2026/6/11·読了目安 約15分

変更要約: 各節に図(figure)を追加=cert-figure-retrofit。AB-900 第1章を新規作成(ドメイン1「M365 コア機能とオブジェクト」: コアオブジェクト=ライセンス/管理センター(M365/Exchange/SharePoint/Teams)/オブジェクトと役割、セキュリティ原則=ゼロトラスト3原則/認証・認可/脅威防御/Defender XDR、コアセキュリティ機能=Entra/条件付きアクセス/SSO/サインイン トラブルシュート/Identity Secure Score/監査ログ/PIM/アプリ登録・エンタープライズ アプリ)

1.1Microsoft 365 サービスのコアオブジェクト

この節の要点

ユーザー・グループへのライセンス割り当てとアクセスの関係、Microsoft 365 管理センターでの組織構成、そして Exchange Online・SharePoint・Teams の各管理センターで構成する代表的なオブジェクト(メールボックス/配布リスト・サイト/ライブラリ・チーム/チャネル/ポリシー)と役割・アクセス許可を理解します。

Microsoft 365 は、メール(Exchange)・ファイル共有(SharePoint/OneDrive)・コラボレーション(Teams)・生産性アプリ(Word/Excel など)・セキュリティとコンプライアンス(Entra/Purview/Defender)・そして Microsoft 365 Copilot とエージェントを束ねたクラウド生産性スイートです。AB-900 は、これらを管理者の視点で正しく構成・統制できるかを問う入門資格で、特に Copilot とエージェント、データ保護に重点があります。まず土台として、誰が何を使えるかを決める「ライセンスとオブジェクト」を押さえます。

1.1.1ライセンスとアクセス

ユーザーが Microsoft 365 の機能(Exchange のメールボックス、Copilot など)を使えるかは、割り当てられた ライセンス の種類で決まります。ライセンスはユーザーに直接割り当てるほか、グループベースのライセンス(グループに割り当て、メンバーへ自動付与)で大規模に管理できます。たとえば Microsoft 365 Copilot は別途ライセンスが必要で、付与されたユーザーだけが Copilot を利用できます。「機能が使えない=ライセンス未割り当て」という基本を押さえます。

1.1.2管理センターとオブジェクト

Microsoft 365 はワークロードごとに専用の管理センターを持ちます。全体の組織設定(ドメイン名・組織設定・ユーザー/ライセンス)は Microsoft 365 管理センター、メール関連(メールボックス配布リスト)は Exchange 管理センター、ファイル/サイト(サイトライブラリフォルダーとその役割・アクセス許可)は SharePoint 管理センター、コラボレーション(チームチャネルポリシー)は Teams 管理センター で構成します。「何を設定したいか → どの管理センターか」を結べることが重要です。

管理センター主なオブジェクト
Microsoft 365 管理センターユーザー・グループ・ライセンス・組織/ドメイン設定ドメイン追加・ライセンス割り当て
Exchange 管理センターメールボックス・配布リスト・メールフロー共有メールボックス作成
SharePoint 管理センターサイト・ライブラリ・フォルダー・役割/アクセス許可サイトの共有範囲管理
Teams 管理センターチーム・チャネル・ポリシー会議ポリシーの適用

シナリオ:新入社員のオンボード。 Microsoft 365 管理センターでユーザーを作成し Copilot を含むライセンスを割り当て→Exchange 管理センターでメールボックスと配布リストを確認→所属チームを Teams 管理センターでチャネル/ポリシー含め設定→SharePoint 管理センターで担当サイトの役割(権限)を付与。ワークロードごとに適切な管理センターを使い分けます。

注意

混同に注意:
メールボックス/配布リスト=Exchangeサイト/ライブラリ=SharePointチーム/チャネル/ポリシー=Teamsユーザー/ライセンス/組織設定=Microsoft 365 管理センター
ライセンスを直接割り当てグループベースのライセンス(大規模向け)。
③Copilot は別ライセンスが必要

試験ポイント

設定対象 → 管理センター」が頻出。例:「メールボックスを作る」=Exchange、「サイトの共有/権限」=SharePoint、「会議ポリシー」=Teams、「ドメイン追加・ライセンス割り当て」=Microsoft 365 管理センター、「多数ユーザーへ自動でライセンス付与」=グループベースのライセンス。

Microsoft 365 の各管理センター(Microsoft 365 管理センター・Entra・Teams・Exchange・SharePoint・Purview)が、ユーザー・グループ・ライセンス・ロール・デバイスといったコアオブジェクトを管理する関係を表した図。
管理センターとコアオブジェクト

1.1.3この節のまとめ

  • 機能の利用可否はライセンスで決まる(直接割り当て or グループベース)。Copilot は別ライセンス
  • 管理センターはワークロード別:M365(組織/ユーザー/ライセンス)/ Exchange(メール)/ SharePoint(サイト/権限)/ Teams(チーム/ポリシー)
  • 試験は「設定対象 → 管理センター」「オブジェクトと役割」の対応が鍵

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理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. メールボックスや配布リストを構成する管理センターはどれですか?

Q2. サイト・ライブラリ・サイトの役割(アクセス許可)を構成する管理センターはどれですか?

Q3. 多数のユーザーへ効率的にライセンスを付与する方法として適切なものはどれですか?

Q4. ユーザーが Microsoft 365 Copilot を利用できるようにするために必要なものはどれですか?

Q5. チーム・チャネル・ポリシーを構成する管理センターはどれですか?

Q6. ドメイン名の追加や組織全体の設定、ユーザー/ライセンス管理を行う中心的な管理センターはどれですか?

理解度を確認第1章「Microsoft 365 サービスのコア機能とオブジェクト」の問題を解く