2技術戦略マネジメント
- 2.1技術経営(MOT)とイノベーション類型
技術を事業価値へ結びつける技術経営(MOT)の考え方と、イノベーションの4つの軸——製品そのものを変えるプロダクトイノベーションと作り方を変えるプロセスイノベーション、既存の性能軸を伸ばす持続的イノベーションと新たな価値軸で市場を塗り替える破壊的イノベーション、自前主義のクローズドイノベーションと外部資源を取り込むオープンイノベーション——を学び、自社の能力・スピードの制約下でどの方針を選ぶかを判断します。
- 2.2イノベーションのジレンマと技術の普及
優良企業ほど既存顧客・持続的技術に注力するあまり破壊的技術への対応に遅れるイノベーションのジレンマの構造、新技術・新製品が普及する過程を初期採用者と前期多数派の間の溝で捉えるキャズム、採用者を5類型に分けるイノベータ理論(普及曲線)、技術の期待と幻滅の波を描くハイプサイクル、研究から事業化までの2つの関門である死の谷とダーウィンの海を学び、先行企業が既存顧客に縛られずに破壊的技術へ対応する判断を扱います。
- 2.3技術ロードマップと研究開発戦略
市場・製品・技術を時間軸で結びつけて開発の道筋を示す技術ロードマップ、保有・獲得すべき技術の魅力度と自社の位置づけを評価する技術ポートフォリオ、技術の成長と成熟の限界を描く技術のSカーブと次世代技術への乗り換え判断、差別化を守り攻める特許戦略、外部の知を取り込む産学連携、囲い込むべきコア技術を学び、限られた研究開発資源をどこにどう配分するかを判断します。
- 2.4デザイン思考と新規事業開発
利用者への共感から課題を発見し試作と検証を反復するデザイン思考、最小限の製品で仮説を素早く検証するリーンスタートアップ/MVP、事業の要素を9つの枠で可視化するビジネスモデルキャンバス、既存事業の深化と新規領域の探索を両立する両利きの経営(知の探索と知の深化)を学び、市場の不確実性が高い新規事業で「作り込んでから出す」か「小さく試して学ぶ」かを判断します。

