Instiq
第2章 · Sentinel SIEM プラットフォームとデータ取り込み·v1.0.0·更新 2026/6/28·読了目安 約13分

変更要約: SC-200 第2章を新規作成(ドメイン1中盤: Sentinel ロール/データ保持(Analytics・Data lake・XDR 階層)/ワークブック/SOC 最適化、データコネクタ選択/Windows Security Events via AMA/Azure Monitor Agent(AMA)/データ収集規則(DCR)/Windows Event Forwarding(WEF)、Syslog via AMA・CEF via AMA/Azure アクティビティ(リソース診断設定・Azure Policy)/脅威インジケータ(IOC・脅威インテリジェンスコネクタ)/カスタムログテーブル)。

2.3Syslog/CEF・Azure アクティビティ・脅威インジケータ

この節の要点

Syslog via AMA と Common Event Format(CEF)via AMA コネクタ、Azure アクティビティ(Azure Policy・リソース診断設定)の収集、脅威インジケータの取り込み、カスタムログテーブルの作成を理解します。

Windows 以外にも、ファイアウォールやプロキシなどのアプライアンス、Azure リソースのログ、外部の脅威情報まで集めて初めて全体が見えます。本節ではそれらの取り込み口を整理します。

2.3.1Syslog/CEF と Azure アクティビティ

ネットワーク機器やアプライアンスは Syslog を出します。構造化された Common Event Format(CEF) を出す機器(多くのファイアウォール等)は CEF via AMA、それ以外の一般的な Syslog は Syslog via AMA コネクタで取り込みます。Azure リソースの操作/メトリックは、リソース診断設定 で Log Analytics(Sentinel)へ送り、Azure Policy でその診断設定を全リソースに強制できます。「ファイアウォールの構造化ログ」=CEF、「Azure リソースのログを一括で Sentinel へ」=診断設定+Azure Policy です。

2.3.2脅威インジケータとカスタムログテーブル

外部の 脅威インジケータ(threat indicators / IOC)(悪性 IP/ドメイン/ハッシュ等)を 脅威インテリジェンスコネクタ(TAXII・プラットフォーム連携・Defender TI)で取り込むと、分析ルールやハンティングで自社ログと照合できます。標準テーブルに収まらない独自ログは、ワークスペースに カスタムログテーブル を作って格納します。これにより、どんなソースでも検知/調査の対象にできます。

試験ポイント

決め手:「ファイアウォール等の構造化ログ(CEF 形式)」=CEF via AMA、「一般的な Syslog」=Syslog via AMA。「Azure リソースのログを Sentinel へ・全リソースに強制」=リソース診断設定+Azure Policy。「悪性 IP/ドメイン等の IOC を取り込み照合」=脅威インジケータ(脅威インテリジェンスコネクタ)。「独自形式のログを格納」=カスタムログテーブル。

注意

混同に注意:
①CEF(構造化)と一般 Syslog を取り違えない=コネクタが異なる。
②診断設定(リソース→Sentinel への送信)と Azure Policy(その設定の全社強制)は役割が違う。
③脅威インジケータは「検知の照合材料」=それ自体は検知ルールではない。

CEF via AMA(構造化ファイアウォールログ)/Syslog via AMA(一般 Syslog)、Azure アクティビティ(リソース診断設定+Azure Policy で全社強制)、脅威インジケータ(IOC)取り込み、カスタムログテーブルを示す図。
全ソースを集める

2.3.3この節のまとめ

  • 構造化ファイアウォールログ=CEF via AMA、一般 Syslog=Syslog via AMA
  • Azure リソースログ=リソース診断設定で Sentinel へ、Azure Policy で全社強制
  • 脅威インジケータ(IOC)を取り込み照合、独自ログはカスタムログテーブルに格納

進捗の記録にはログインが必要です。

理解度チェック

(軽い確認用)

Q1. ファイアウォールが Common Event Format(CEF)形式の構造化ログを出力している。Sentinel への取り込みに最適なのはどれですか?

Q2. 多数の Azure リソースのログを Sentinel に送る設定を、全リソースに一貫して強制したい。最適なのはどれですか?

Q3. 外部の脅威情報(悪性 IP/ドメイン/ハッシュ)を取り込み、分析ルールやハンティングで自社ログと照合したい。最適なのはどれですか?

Q4. 標準テーブルに収まらない独自形式のログを Sentinel に格納したい。最適なのはどれですか?

Q5. CEF via AMA と Syslog via AMA の使い分けとして正しいのはどれですか?

理解度を確認第2章「Sentinel SIEM プラットフォームとデータ取り込み」の問題を解く